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雑記 読書メモ 簡易な心理学メモ 

雑記 読書メモ 簡易な心理学メモ

私は文庫本を読むのが好きで、未だに習慣にしている。私が学生の頃はお金が無いから本と言えば文庫本だった。今ではデジタルデータの時代となって電車に乗ると皆一斉にスマートフォンをいじり出すが私はまだそれかと思われるだろう文庫本派だ。自己啓発的な本も好きで時折本屋で目に付くと読んでいる。最近読んだ「それ、心理学で説明できます!」という本は面白かったので、その中にあった為になると思えた所を自己備忘として記しておこうと思う。

・「薔薇色の回顧」:過去のことを当時感じていたよりも美化して、まるで薔薇色だったかのように思い出すこと。人は過去の悪い出来事は無意識に忘れようとしがち。そのため、相対的に良い印象の記憶が残りやすい。
・「フロー体験」:使命感や楽しさを感じながら、能動的に物事に取り組んでいるときに充実感を覚え時間の経過が早く感じること。
・「報酬系」:やり始めたことに興奮して、止まらなくなる心理。
・「ロス効果」:最初の期待値が大きいと、些細なことで幻滅したり落胆してしまう心理。逆を「ゲイン効果」。
・「皮肉なリバウンド効果」:何かを考えないようにしようとすればするほど、逆にその何かを強く意識してしまうこと。
・「どうにでもなれ効果」:ダイエット等で遂行を諦めたとき、我慢していた反動か余計に沢山食べてしまうこと。
・「写真撮影減殺効果」:写真に記録したことで安心してしまい、せっかく自分の目で見たシーンが脳の印画紙にちゃんと写らなくなってしまうこと。何か分からないことがあると、すぐに検索サイトのグーグルを使って答えを得るが、その簡易さ故に疑問と答えの記憶が強く残らないことは「グーグル効果」。
・「錯誤行為(=フロイディアン・スリップ)」:無意識の意図(欲求)の方が大きなエネルギーになると、意識のエネルギーを押しのけとんでもない言い間違いをしてしまうこと。
・「防衛機制」:敏感な部分を触られるとくすぐったくなってしまって笑ってしまうのは、人間の防衛本能により身構えるから。人間は、くすぐったさを感じる器官を持っていない。
・「自己高揚欲求」:自分には甘く、他人には厳しい(あるいは公平)という人間の特質。自分だけが自分の写真写りが悪いと思うように、人は自分のことを本来の自分よりもう少しマシだと思っている。
・「保有効果」:自分の所有するものに本来の価値以上の価値を感じ、手放すことを惜しいと感じる心理効果。
・「観念運動」:過去に繰り返し行っている動作であるため、緊急時に体が勝手に反応してしまう動作。
・「役割効果」:人は服装が変わると、自然とそれと合った行動をするようになり立ち居振る舞いも変わる。人が他人に対してつける表向きの顔を「ペルソナ(=仮面)」といい、ペルソナを演じるようになる。
・「ジンクピリチオン効果」:なんか凄そうという言葉によって、聞く人に素晴らしいもの、良いものだと思わせてしまう効果。あるメーカーのシャンプーに配合された防腐剤の名前がジンクピリチオンであったが、これの効果は誰も知らないが配合と宣伝したところ爆発的に売れた。
・「ミラーリング」:人の行動を鏡のように真似してしまう行為。脳には「ミラーニューロン」という人の行動を無意識に真似てしまう細胞があり、人間は相手と共感したいと無意識に感じている。
・「近接性の法則」:仲間ではない人には理解できない符丁を使うことで仲間意識が高まる。「さん」より「ちゃん」、更には「あだ名」で呼ぶことで人との近接性が高まる。
・「後光効果(=ハロー効果)」:人が物事の評価を決定するとき、その評価がある特徴によって大きく変化してしまう現象のこと。白衣を着ているだけで、医療に関して信頼感が持たれる。
・「感情移入ギャップ」:冷静なときには、感情が高ぶった時の自分がどのような行動をとるかを想像することが出来ないこと。
・「スポーツ・オノマトペ(≒シャウト効果)」:選手は、叫ぶことで運動制御の抑制レベルを下げ筋肉を限界まで使えるようにしている。大声を出すと脳のものを考える部分が低下するため、余計なことを考えずに試合に臨むことができる。
・「セルフ・ハンディキャッピング」:自分にハンディキャップを課すことで、失敗したときの言い訳をつくってしまうこと。
・「ピグマリオン効果」:人は期待されればされるほど、その期待通りの結果を出しやすいという心理現象。
・「ナッジ理論」:人は強制されるのではなく、自発的に望ましい方向に誘導する仕掛けや手法に導かれやすい。
・「代償」:自分の欲求が満たされないとき、代わりに人に期待することで自分の欲求を満足させる心理。
・「同一視」:自分が期待する人に自分を同化させて見ることで、あたかも自分が何かを達成したように感じて満足する心理。
・「正常性バイアス」:多少の異常事態が起こっても、それを正常の範囲内としてとらえ、心を平静に保とうとする働き。
・「言語隠蔽効果」:色や味、臭いなど言葉に表現しにくいものをあえて言葉に置き換えると、その記憶が歪んでしまう現象。
・「シミュラクラ現象」:点が3つあると顔と認識してしまう。「パレイドリア現象」は目に映っている対象が実際とは違って知覚されること。
・「心の会計(メンタルアカウンティング)」:人がお金に関して、時に不合理な判断をしてしまうという心理。スーパーでは1円でも安く買おうとしながら、仲間同士の2000円のランチを気にも留めない。
・「ヴェブレン効果」:商品の価格が高ければ、それを手に入れることに特別な消費意識や欲求が働く効果。
・「端数効果(価格効果)」:人には数字を左から右に読んで理解する習慣があるので、一番左の数字の変化に最も強い印象を受けやすいこと。2000円と1980円に20円以上の違いを感じ易い。
・「同調効果」:みんなが右を向いていると自分も右を向かなければならないという意識にさせる効果。毎年シーズンの流行色は何年も前から人為的に決められている。
・「フットインザドア」:小さな要求から始めて、徐々に要求を大きくしていくことで最終的に本当の要求を承諾させやすくする心理技法。
・「イエスセット話法」:小さな要求に何度も同意していると、人はだんだん断れない心理状態になっていく。
・「行為の返報性」:好意には好意で返したくなる心理。
・「連合の原理」:全く関係ないと思われる対象物でも、心の中で無意識につなぎ合わせてしまう現象。お気に入りのタレントが紹介する商品は、自分のお気に入りであるかのように錯覚する。
・「コントロール幻想」:自分ではコントロールできない出来事を、あたかも自分でコントロールできると思い込む心理。コントロール幻想を抱きやすい人ほど、ストレスに強く幸福感も高いという研究結果もある。
・「気分一致効果」:気分が良いときは考え方や行動が前向きになり、気分が悪いときは後ろ向きになる心理。
・「アンカリング効果」:特定の情報が強く印象に残ってそれが基準となり、判断に影響を与えてしまうこと。実際にその値段で売るわけではない定価や参考価格はアンカー(錨)の効果を狙っている。
・「現状維持バイアス」:現状を変えることによるデメリットの方が、変えないことによるデメリットよりも大きいと感じ、現状を維持しようする心理。
・「自己ハーディング」:自分が過去に下した決定および行動に、次の自分の行動が縛られてしまう現象。「ハーディング(群集心理)」は他人が前にとった行動に基づいて物事の良し悪しを判断して、それに倣って行動すること。
・「社会的手抜き」:集団で作業を行う場合、メンバーの人数が増えるほど各人の持つ貢献の意識が低下する心理現象。
・「いい人症候群(ナイスガイシンドローム)」:相手に好かれようと自分を殺し、いい人を演じようとする人のこと。
・「多数派同調バイアス」:自分以外の大勢の人がやっていることがあると、とりあえず周りに合わせようとする心理状態。
・「行動感染」:他人の行動を無意識のうちに模倣する傾向。
・「ラベリング効果」:人はラベルを貼られると、だんだんその気になってくる。
・「栄光浴」:高い評価を得ている人やものと自分を関連付けて、自分の評価を高めようとする傾向。
・「後知恵バイアス」:何か物事が起こった後で、まるで自分がすべてを見通していたような言動をしてしまう心理的傾向。
・「ネームレター効果」:人は名前が自分と同じ、あるいは似ている人物や物に対して、意識的にも無意識的にも好意を持ちやすくなる。「ネームコーリング」とは、人は自分の名前を呼んでくれる人には自然と親近感を覚えてしまうのを利用したテクニック。
・「カタルシス効果」:普段口にできない様々な思いを、言葉などによる表現を通して発散することで心の苦しみが軽くなること。「承認欲求」とは、人には誰にでも自分のことを認めてもらいたいという欲求があること。
・「初頭効果」:第一印象など最初のイメージ、最初に提示されたものが、強く記憶に残る心理。仏頂面は人を不快にさせるので人から期待されなくなり、当人も意欲を無くし成果が上がらなくなることを「ゴーレム効果」という。
・「プラシーボ効果(偽薬効果)」:薬効成分の入っていない薬でも、医者が効くと言って処方されるとそれを飲んだ患者の容態が快方に向かったり治癒してしまう効果。逆にお腹が痛いと嘘をついて仮病をすると本当に体調が悪くなるような効果を「ノーシーボ効果」という。
・「スポットライト効果」:人は他人が実際以上に自分に関心を持っていると、自己中心的に考える傾向がある。
・「プライミング効果(誘発効果)」:ある情報が直前に脳に刷り込まれると、それがその後の思考に影響を与えること。
・「利用可能ヒューリスティック」:物事の意思決定を下す際に、頭に浮かんできやすい事柄を優先して、判断する傾向。
・「カサッチー効果」:ある働きかけによって、深く考えることなしに行動を起こしてしまう心理現象。理由が付いている、というそれだけで理由の内容に関わらず行動しやすくなる。
・「暗闇効果」:暗闇が持つ不安感や秘匿性のせいで、同時にその場にいる周囲の人との心理的な距離が縮まること。
・「ピーク・エンドの法則」:経験の記憶は、ピーク時と終了時のインパクトの度合いで決まるという理論。
・「反動形成」:人は本心を隠すために、本心とは逆の行動をとってしまうことがある。好きな人にいじわるをしたり、嫌いな人にお世辞を言ったり過度な尊敬を示す行動は、自分に自信が無いときに起きる。
・「デコーディング能力」:感情の機微を読み取る能力。一般に男性は女性よりこれが劣る。
・「パーソナルスペース」:心に作る内側の壁。他人にそれ以上近づかれると不快に感じる空間。
・「ワーディング」:自分に都合のいい答えが返ってくるように誘導する言い方。この商品のどこが気に入ったか、のように気に入ったかどうかは聞かない。
・「ヴァルネラビリティ(攻撃誘発性)」:隙のある人は、悪くするといじめの対象となりがちだが、愛すべき人にもなりやすい。
・「ベビースキーマ」:赤ちゃんに見られる身体的特徴、頭が大きい、額が広い、目が大きく丸く頭の低い位置にある、体がふっくら、手足が短い、動作がぎこちない、は、そのような特徴の相手をかわいいと思い守ろうとする衝動が人には自然に芽生える。
・「サンクコスト効果」:もったいなくて捨てられない心理。既に費やしてしまった費用・時間・労力が、その後の意思決定に悪影響を与え合理的な判断が出来なくなってしまうこと。
・「選択盲」:自分でこちらが好みと選んだのに、人は選んだ理由を覚えているとは限らない。自分が選んだのだから何か理由があるに違いないと、後付けで理由を見つけてしまうこと。
・「社会的促進」:作業や課題を遂行しているときにそばに他者がいることで、その作業や課題の成果が高まる現象。
・「心理的リアクタンス」:自分のことは自分で決めたいという本能が備わっているため、外部から強制されると本来持っている自由が脅かされると感じて抵抗する。
・「偽りの希望症候群」:高すぎる目標を立てると、脳が満足感を味わってそれだけで満足してしまい、行動に移すことができなくなること。
・「モラル・ライセシング」:人は何か良いことをすると、その反動で多少バツの悪いことをしてもかまわないという心理状態になること。
・「ドア・イン・ザ・フェイス」:最初にわざと現実的でない大きな要求を提示して、断られたら要求のハードルを下げて提示することで相手にYESと言わせてしまう心理技法。譲歩を自分を尊重してくれたと誤解させ、期待に応えたくなる心理を利用している。
・「情動感染」:人は知らず知らずのうちに、誰かの情動(情緒・感情)に引きずり込まれてしまうこと。
・「平均以上効果」:人は自分の能力を、人並か人並以上だと思っている。
・「アンダーマイニング効果」:好きで行動していたことに、報酬や罰などの外発的動機づけが関わると、途端にやる気がなくなってしまうという効果。
・「ギャンブラーの誤謬」:合理的な根拠がないにも関わらず、自分の主観や経験によって確率論に基づいた予測を歪めてしまう心理現象。
・「リフレーミング」:今使っている言葉や行動の枠組み(意味のとらえ方)を組み替えることで、意味を変化させて気分や感情を変えること。
・「セルフトーク」:自分に言い聞かせるように言葉を投げかけること。心と体は密接につながっており、逆に姿勢を正すと心(気持ち)もスッキリする。

特になるほどと思ったのは「写真撮影減殺効果」。山登りをしているときに、便利になったデジタルカメラやスマートフォンで写真を撮る枚数が増えてきたが、枚数が増えるほど心に残る経験の記憶は薄れているように感じる。

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