FC2ブログ

今日もまたマイホームタウン

登山日記や訪れた街の様子をレポートします

九州登山 阿蘇山 

2018年5月3(木) 雨のち晴れ

20180503051654.jpg

05:15 二泊した阿蘇プラザホテルを出発する。
この日も朝食券が付いていたが朝食の時間は6時半であり、この日の計画を考えると朝食時間まで待っているとスケジュールが苦しくなるため朝食は諦めた。フロントで清算し、借りていた爪切りを返す。




20180503054044.jpg

阿蘇山の登山口となる仙酔峡(せんすいきょう)に向かう。




20180503054048.jpg

05:40 仙酔峡に向かう途中の最後の通行止めの看板に到着。
二年前の熊本震災にて仙酔峡も被災し、現在も道路等の復旧工事が行われており車では途中までしか行くことができない。事前に最近阿蘇山に登った人の記録記事を調べ、この最後の通行止めの所で右の右側にスペースがありここに車を止めて皆出発していたので私もそれにならった。この時間では車はまだ1台も無かったが工事車両の邪魔にならないようになるべく端に車を止めた。




20180503_阿蘇山

今回私が歩いたルートは緑色線と青色線である。多くの人が阿蘇山を歩くコースは右側の赤色破線の仙酔尾根を登り高岳、中岳を左側に向けて周回し、ロープウェイ駅の終点からロープウェイ隣の遊歩道を下山してくるというコースであった。私もこのコースを歩くつもりでありコースタイムは5時間程度掛かるようなので、帰りの飛行機の時間を勘案し朝早く出た次第である。
しかし、結果的には予定していたコースは歩くことが出来なかった。まず一番はじめに車を止めた地点から仙酔峡駅に向かう入り口を間違えてしまった。ここで大きく時間をロスした。その後計画を切替えてロープウェイ横の遊歩道から登り、時間の許す限り山の上へ登り、時間とにらめっこしながらここまでかなと思う地点で来た道を戻ることにしたのだ。




20180503054318.jpg

車を止めた所から仙酔峡に向かう際、左側の脇道を選んで進んでしまった。先に書いた事前の調べで、仙酔峡への道は人1人分が何とか通れるような箇所があったとの記事の記憶から、ここがその狭い道だろうと勘違いしたのだ。
以降は悪戦苦闘したため写真は無い。道は徐々に獣道のようになりどこが登山道か判然としなくなった。本当に多くの人が通る道なのかを不安になり、スマートフォンのGPSで現在地を確認すると仙酔峡への道から東側にズレて山の中に入り込んでいた。気づいた時点では仙酔峡までの道の半分ぐらいまで来ており、ここまで来たらもう少し行ってみよう、どこかで正規の道に出られるかもと考えてもう少し先に進んでしまった。最終的に道は完全に閉ざされ前にも右にも左にも進めなくなったので引き返すことに決めた。昨日の雨で足元はぬかるみ、道も枯れ木の根をつかんでアップダウンを繰り返すような悪路であったため泥だらけとなってしまった。




20180503063316.jpg

06:40 車を止めた所まで戻って来ることができた。
私の車に並んで2台の車が増えていた。




20180503063544.jpg

通行禁止の看板があるところである。ここを左に見えるコンクリートの細い道を行ってしまった次第だ。このショベルカーが置かれている広い車道をそのまま進むのが正しい道だった。よく見ると、それを示す道指標が立っている。




20180503063730.jpg

20180503064528.jpg

20180503065152.jpg

仙酔峡に向かう。日が昇って雲から顔を出した。





20180503065448.jpg

20180503065528.jpg

20180503065554.jpg

20180503065602.jpg

仙酔峡への道の途中には寺院のような建物が立っている。




20180503070258.jpg

この仙酔峡までの道路は現在まさに復旧工事中なのであろう。何か所かはコンクリートが真新しかったり、まだコンクリが打たれておらず運んできた土で形を作った状態の砂利道であった。




20180503070320.jpg

07:05 仙酔峡に到着。




20180503070330.jpg

ロープウェイ駅は稼働しておらず廃墟となっている。




20180503070410.jpg

ここの広場で1名の高齢な男性の登山客と出会い、挨拶を交わす。地元の人で何度かこの山を登ったそうである。仙酔尾根から行く道はなかなかの登山道らしく、この方は体力的にその道は通らないとのことだった。開幕の道間違いで気持ちが萎えていたこともあり、この時点で私も仙酔尾根から回るコースは諦めロープウェイ下の道を登ることに決めた。




20180503071122.jpg

ロープウェイ下の道は遊歩道となっており、コンクリで固められており歩きやすい。




20180503072824.jpg

20180503073038.jpg

ミヤマキリシマであろう、枯れ始めている花が何か所かで見られた。




20180503073830.jpg

20180503075002.jpg

火口東駅というロープウェイの終着駅に近づくと風雨が強くなってきた。




20180503075126.jpg

07:50 火口東駅に到着。
こちらは完全に廃墟となっていた。




20180503075140.jpg

左に進むと更に展望所、中岳、高岳の方面となるが風が強く一旦右側の廃墟の駅を見に行くことにした。




20180503075246.jpg

中は完全に荒れ果てていた。外は暴風雨のように風が吹き荒れだし、しばらくこの屋内に留まり休憩した。




20180503080504.jpg

外の風は収まる気配が無い。天気予報ではこの日は午後から晴れで下界でも雨は降っていなかったのだが、山の上はとても歩けるような天気では無くなった。雨より風が強く、冷たくて手袋をしていたが手の指先が凍るように冷たく痛かった。
ここに来て私の今日の登山の心はポッキリと折られた。今日はここまでにして下山しようと決めた。朝の道間違いで無駄に泥の山で格闘し心が萎えていたこと、暴風雨となり登山道はしっかりしてそうだが右も左も見えないこと、そして本物の廃墟の姿を目にして心が沈んでいたことも、あったかもしれない。




20180503081104.jpg

下山すると心に決めて降り始めると、徐々に雲が流れていった。




20180503082218.jpg

あっという間に晴れてきたが、もう仕方がない。どんどんと降りていく。途中、登山口で出会った男性とすれ違い、今日は降りますと挨拶を交わす。




20180503084732.jpg

20180503084934.jpg

仙酔峡駅の駐車場に1台の車が止まっている。ナンバープレートが取り外されており、震災のときから下すことができず取り残されているのだろう。




20180503091452.jpg

20180503092600.jpg

09:20 車を止めた地点まで下山。
車が何台か増えている。下山時にこれらの人とすれ違わなかったので仙酔尾根方面に登りに行ったのかもしれない。
車の鍵のロックを解除した際、ガチャっと言わなかった気がする。アレッアレッと何度もガチャガチャ開け閉めしてしまったので最初の状態がどうだったか定かでない。ひょっとして道迷いをした後再出発する際、気が動転していたか鍵をロックし忘れた可能性がある。ともあれ、阿蘇山の登山はこれにて終わってしまった。もう少し山の上の方まで行きたかったが、計画していた予定時間から見ても、この日の登山はこの程度にしておいて適切だったと思う。




20180503100544.jpg

10:10 あそ火の山温泉どんどこ湯に到着。




20180503114740.jpg

事前に阿蘇山を下山後に熊本空港への道中での立ち寄り温泉が無いか調べ、ここにあたりをつけていたのだ。来てみると営業開始が11時からであることが分かり、少し時間を持て余す。
11時となってすぐに屋内に入り、風呂に入った。温泉場はとても広く、開店から何人か客が入ったがのんびりと入浴できた。




20180503115248.jpg

併設された食堂であか牛のステーキを食べる。入浴のチケットを買う際に食券付きのセットとし合計で1,800円であった。




20180503115416.jpg

20180503115728.jpg

写真の通りあか牛は6切れしかなく量は少ないがとても美味しかった。
食後、喫煙所で煙草を吸い、帰り用に荷物を再度パッキングし直し、熊本空港に向かった。事前にレンタカー屋から、熊本空港に向かう際にカーナビにセットする言葉は「くまもとくうこうこくない(熊本空港国内)」とするよう伝えられており、もらった地図通り熊本空港の駐車場に隣接されたガソリンスタンドに迷わず到着できた。ガソリンスタンドでガソリンを満タンにし、隣のレンタカー屋に車を返却した。返却の際に車に傷等無いか調べられたが問題は無かった。今回利用したレンタカー屋はバジェットレンタカーという会社であったが、このレンタカー屋において何の不満も無く、気持ちよく車を使わせていただいた。車を返却後、短い距離であるが空港まで送迎車で送っていただき熊本空港に入った。




20180503140354.jpg

熊本空港ではまず飛行機のチェックインをした。行きと同じく事前の座席指定ができていなかったためこのチェックイン時に座席を決めることになり、またしても非常口のある前後でいう中央列の席が窓側席として唯一空いていた。私はリクライニングは使わず、何かあった際には非常口ですということに対する心配も全くないので、この席とした。
時間に余裕が出たので空港内のレストランで食事を取った。あか牛の焼肉定食と生ビールで2,500円程度だったと思う。車の運転があり今回の旅行での行動中はビールが飲めなかったが、もう運転はないので気楽に美味しくビールを飲んだ。あか牛は温泉場で食べたが食べ足りないと感じ、もう少し肉を食べたくなっていたので最後に贅沢をした。とても美味しかった。




20180503160650.jpg

土産物屋を見て回り、煙草を吸ったりして時間を潰した。搭乗用のゲートで荷物のチェックを受け、無事に通過し後は搭乗時間を待つだけだ。




20180503160824.jpg

16:25 ソラシドエアのSNA18便で熊本から出発。
座席は13Fの非常口付近の窓側。途中で機内サービスでコーヒーを頂く。はじめに機内アナウンスであった通り、東京近辺で多少の揺れがあった。
18:05 羽田に無事に到着。
電車を乗り継いで自宅へ。途中コンビニでとろろ蕎麦を買った。この記事を書いていて思うのだが、私は山登りや旅行に出かけて、帰りには蕎麦を食べたくなるようだ。醤油が美味しいのか蕎麦が美味しいのか分からないが、これも私に刻まれた刻印だろう。
お金は随分と掛かったが、良い旅をしたと思う。私の、山登りが好きになって先ずは深田久弥の書いた百名山を回ってみようという試みについては、これで57座となった。


(つづく(まとめ記事を書こうと思う))

コメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://gri.blog42.fc2.com/tb.php/427-589b2994
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

[ブログランキング]