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今日もまたマイホームタウン

登山日記や訪れた街の様子をレポートします

立山・剱岳登山④ 

8月21日(月)晴れ

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剣山荘に到着して昼食を頂き、外に出て一服する。剱岳山頂の方には雲がかかり始めている。




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南側の通ってきた剣沢方面を見渡す。




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東側には剱岳へ向かう別ルート、長次郎谷、平蔵谷と呼ばれる稜線が見える。
この後、山荘にシャワーがあったので利用した。男女別に分かれたシャワールームがあり男性側に入ると狭い脱衣所がありシャワーの所はカーテンで3つに仕切られていた。石鹸やシャンプーの類は使えないがお湯は暖かく水圧も気にならないぐらいにあり気持ちよくシャワーが使えた。夕食の17時まではまだまだ時間があったので、寝床に戻り昼寝をした。




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17:00 夕食。
コロッケ、魚の照焼き、ポテトサラダ等。写真右下の緑色の板状の物は昆布で何かをしめたこの辺りの名産だそうだが、ネチャっとした食感と食べ慣れない味であり私には合わなかった。ご飯と味噌汁はお代わり自由でお腹一杯に食べた。
夕食後は小屋の外を見て回ったりして時間を潰したが寒くなり寝床に戻って持ってきていた小説「世界最悪の旅」を読み進めた。それでも9時の消灯までは時間を持て余し、8時には寝てしまったと思う。同室となった人数は少なかったがやはり大きなイビキがあちこちから聞こえてきて気になった。100円ショップで買っておいた耳栓を耳に入れるとイビキは全く聞こえなくなった。イビキが止んだのかと思い耳栓を外すとまた聞こえたので耳栓の効果と分かった。この耳栓に助けられ、ぐっすりと眠れた。




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8月22日(火)曇りのち雨
04:00 起床。
何時に出発するかは4時に起きてから周りの様子を伺って決めようと考えていた。剱岳山頂への道は岩場で渋滞待ちになるとのことで事前に見ていた過去に登った人のブログ記事では2時や3時に出発している人もいた。しかし、2時や3時に出発すると辺りは真っ暗でブログにある写真もヘッドランプに照らされた道標ばかり、中には日が明るくなる前に下山し終えてしまっている人もいた。
私は、なるべくなら日が出て明るくなってから登り景色も楽しみたいと考えていた。




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小屋の食堂でお弁当を食べる。食堂には暖かいお茶とコンソメスープ、オニオンスープが用意されていてありがたかった。
周りを見ると結構な人が居て、まだ暗いがもう出発していたり出発準備をしている人がいた。昨日私が到着した頃にはガラガラかと思ったのだが、その後続々と人が来ていたようだ。




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04:45 剣山荘を出発する。
周りが明るくなってからと考えていたが、10人ぐらいのグループの姿が見えたのでこのグループの後ろになってはマズいと思い、止む無く出発した。




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05:00 1番目の鎖場に到着。
剣山荘から山頂までの別山尾根ルートには、鎖場毎に番号が振られこの金属製の看板が掛かっている。




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05:05 2番目、一服剱手前の所に到着した。




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徐々に道が険しい岩の登りになってくる。この日はガスが掛かり残念ながら周囲の展望は望めなかった。大概は雨が落ちるところまではいかなかったが、時折パラパラと雨があったため、上下雨具という格好で登っている。
ここで前を行く人と遭遇し、どうやら前を行く男性の前に中国人の8人グループがありペースがゆっくりになっているようだった。途中すれ違いができる所で、この男性と私を中国からのグループの方が気持ちよく追い越しさせてくれた。皆覚えたのであろうこんにちはを笑顔で挨拶いただき、日本の剱岳に登山ツアーで来るような中国の方はきっと裕福な気持ちの穏やかな方達なのだろうと思った。
このグループの追越し以降、人とすれ違うことはほとんど無かった。登山道で渋滞するという噂は、結果的には私のこの日の登山に関しては杞憂に終わった。



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05:45 3番目、前剱大岩を横切る。
岩場の急な昇り降りよりも、こういった所が怖かった。写真の右側は崖が切り落ちており、左側は通るときに崖側に押されるように壁が少し迫ってきている。




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この辺りの鎖場は傾斜は急であるが足掛かりがしっかりあるので登るのは難しくなかった。




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05:55 4番目、前剱手前に到着。




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所々の危なそうなところは鎖をガッチリ握り慎重に渡る。




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06:00 前剱山頂に到着。



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06:10 6番目に4m程度の鉄製の橋を渡る。




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右側も左側も断崖となっているので足を滑らせないように慎重に渡る。




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6番目の標識。この辺りからは崖を下るようなところもある。




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13番の標識は下山用コースの標識である。この辺りから上り用と下り用でコースが別々になっている道が数ヶ所出てくる。人気の登山道であり、またすれ違う余裕の無いなのでコースを2つに分けないと大渋滞となってしまうのを避けるためこうなっているのだろう。




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06:35 7番目、平蔵の頭の手前。




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登りと降りのコースが違うことを示す看板がある。




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平蔵の頭にて下山時にはこちらを行くことを示す看板がある。




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06:40 8番目、平蔵のコルに向かう短い鎖場。




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06:50 9番目、カニのたてばい。
カニのたてばい、よこばいと有名な所である。登るのに必死でコース自体の写真は撮れなかった。長さ20mぐらいだろうか、ほとんど垂直に見える崖を登っていく。後述するよこばいと比べると、たてばいはスタート地点のここがある程度広い足場となっており、万一足を滑らせ落ちたとしてもここに落ちるだけに見えて高度差による恐怖感は無い。足を掛ける足場もはっきり分かる程度に刻まれているので、気力だけあれば登ることができると感じた。




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登りきると下山時に使うカニのよこばいの看板がある。




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少し登ると早月尾根コースとの合流地点に到着した。西側には早月尾根の稜線が伸びておりこちらから登ってくることもできる。早月尾根コースは日本三大急登に名前が挙がる大変なコースだそうである。




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山頂を目前にしてゴツゴツした岩を登る。




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07:20 剱岳山頂に到着。標高2,999m。
この日は周囲はガスで展望は何も無かった。剣山荘からの別山尾根ルートの感想は距離は長くなくほとんど疲れない。手足を使った岩の登り降りが多く、アスレチックのようなコースだと感じた。勿論、私を含めすれ違った人は皆ヘルメットを被っており、十分気を付け、ミスや途中で断念とかは許されないアスレチックではある。




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山頂には同じ別山尾根から来た男性が1人、途中で早月尾根から男性が1人来た。チョコレートを食べ水分補給する。皆展望が無いので早々に下山していった。私はしばらくタバコを吸ったりしてちょっとでも晴れ間が出ないか粘ってみたが、その気配は一向に無く、寒くなってきたので下山を開始した。




(つづく)

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