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登山日記や訪れた街の様子をレポートします

甲武信岳登山③ 

甲武信岳登山③

2016年10月1日(土)雨のち曇り。

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甲武信岳山頂から甲武信小屋へ下山する。
甲武信岳の名前の由来も諸説あるが、甲州(山梨)、武州(埼玉)、信州(長野)の境にあるのでこの名になったというのが有力だそうだ。




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08:15 甲武信小屋に到着。




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味のある看板がある。




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小屋前の広場の奥に何かの慰霊碑が見えた。




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小屋の方に挨拶しバッジを購入する。小屋の方達で何やら重い会議をしているようで議論が白熱していた。小屋の外に居た私にも漏れ聞こえてしまったが勿論書かない。バッジやジュースを売っている玄関には品物が並べられお金を入れるザルが置いてあった。トイレ使用や水についてはこういった無人の料金箱となっているのが普通だが、品物を料金箱制にしているのは初めて見た。登山客というものを信頼しているのだろう。




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小屋の外の東屋でパンを齧りながらカップ麺を作る。道中で汲んだ源泉の水を使う。画像のペットボトルは梅酒を入れており一口飲んだ。




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カップ麺、インスタントコーヒーに源泉の水を使ったが当然味の違いは分からない。カップ麺は水が多かったのか味が薄く美味しくなかった。リフィル用のカップラーメンを作るときは水は400mlよりもっと少なくしようと思う。計画した予定時間より1時間早く着いたため、下山後の帰りのバスは13:10発に乗れそうだと目算する。登山客は誰も居ないようだった。




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09:10 下山開始。
始めに甲武信岳の隣にある木賊山に登る。砂岩というのだろうか、砂を固めたコンクリートのような斜面を登る。




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振り返り甲武信ヶ岳を眺めるがやはり雲がはれない。思うに登山にて写真を撮るとき、山頂に到着してそこで多く撮っていたが、当の山頂からその山自信は撮れない。山頂に至る直前は心に余裕が無いので、下山開始の直後に登った山を撮ると自分が登った山の一番良い記念写真が撮れると思う。




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09:25 木賊(とくさ)山に到着。
山頂には何も無い。名前から、昔ここに山賊ならぬ森に潜むような盗賊が居たのだろうか。




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戸渡尾根を下山する。梯子や鎖場まではないが山頂に近いので傾斜がキツかった。今回下山では両手ストックを使った。私は最近ストックをほとんど使っていなかったが、やはり使うと下山が少し楽になる気がする。使わなかった山行ではストックはもう使う機会がないかと思えたが、一体どうなのだろう。




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黙々と斜度の厳しい道を下山し、なかなか標識に出会わないので広場のあるところで休憩する。スマートフォンの電源を入れ山と高原地図のアプリで現在位置を確認する。甲武信小屋から徳ちゃん新道が始まる道までのまだ真ん中ぐらいまでしか来ていなかった。13:10のバスには間に合わないペースなので少し歩みを早める。




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11:40 徳ちゃん新道の下山口に到着。
塩山渓谷から甲武信岳への登山ルートはこの徳ちゃん新道と近丸新道というのがあり、近丸新道の方は古く道が荒れていると地図には書いてあった。予定通り徳ちゃん新道を下る。




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徳ちゃん新道を降りはじめても斜度のキツさは変わらない。黄昏て呆然と木々を眺める。




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徳ちゃん新道の中盤辺りから道がなだらかになる。再度アプリで現在位置を確認した際はまだ徳ちゃん新道の中盤に居ながらこの工程で1時間掛かっていたので予定のバスは駄目かと思ったが、道が平坦になったら欲が出て急ぎ足で下山する。
途中からミノムシであろう木と木の間に張られた糸がすごく多かった。ストックを前方で上下に振りながら糸があれば切るようにして進む。




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12:25 無事下山。
私は今回下山に徳ちゃん新道を使用したが登るときを想像して感想を書くと、登り始めはとてもよく整備された道で道幅は広く穏やかなハイキングコースといった感じか。中盤から道が徐々に急勾配となりそろそろ来たかと思うと終盤に山という物の険しさが牙をむく。まあ道を切り開いたと言っても山奥険しいところはどうしてもこうなるよね、というような道となる。その道の感じが徳ちゃん新道を終わった後の戸渡尾根から甲武信小屋まで続く、といったところだろうか。
ここからバス停まで30分あり13時10分のバスに間に合いそうだが念のため小走りでバス停まで歩く。


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12:50 西沢渓谷入口バス停に到着。
下山を終えた格好の先客が2名待っており、最終的にバスは私を含めて3名の乗車だった。お一人は昨晩甲武信小屋に泊まられて本日下山された方、もう一人は私と同じ深夜バスで毛木平から来られた方だった。
今回の下山中に思ったこととして道迷いにおける私見を記しておく。今回、下山中にあれ、次に進む道はどこだろうと思う箇所が何ヵ所かあった。結果的に一度も道を間違えることは無かったが、いずれも狭い登山道から一転して開けた場所に出た後の下山ルートである。おそらく登りでは登る速度が遅く周りを見る時間が長いことと、標識や木や岩に付けられたリボンやペンキは登りの人から見えやすい位置にあることから登りでの道迷いは少ないのだろう。一方、下山中では歩く速度が速くなっていること、疲れていて注意力が散漫になっていることから道を間違える可能性が上がるのだと思われる。特に間違えそうになったところは先述の通りルートが一本道でなく平たい場所に出たときだ。一応途中途中の木々にピンクのリボンがこっちですよという感じで付いていたりするのだが、それがあるかどうかは決まっておらず気が付きにくい。また、下山しているとき最終的な下山地点の方向を意識しているので、それとは違う方向が正しい登山ルートだったときに間違えやすいと思う。登山道なので急な谷や小山は迂回するように巻いて巻いて登山道ができているのだが、どっちが正しいか判断できないときは下山方向に真っ直ぐ進みたくなってしまう。その道がやがて怪しくなり藪漕ぎとなり、とてもここを皆が通るとは思えないというほど藪漕ぎになったところで道を間違えたと気づく。
私は過去に2回、登山で道迷いのような経験がある。1回は春の恵那山。このときはまだ残雪が残っておりゴールデンウィークであったがほとんどトレースが残っていなかった。これは上の考察から外れるが登りも下りもいろいろと本来のルートでない道を通ったと思う。こっちかな、と思って進んではとても普通に多くの人が通る道ではなさそうだと途中からなり、引き返したり無理やりそのまま方角を頼りに進んでまた正式なルートらしい道に出た、というのを繰り返す山行だった。もう1回は夏に金峰山、瑞牆山を登った帰り道だ。このときは完全に上の考察の通りで、両山を登りきり後は下山だけというときにどこかで道を間違えた。これが途中からこれはおかしいと思って引き返したが、元の道が分からなくなり歩けど歩けど道でないただの山のようなところに出てしまい途方に暮れた。下山まで後1時間という場所だったので無理やり下へ下へ降りればどうにかなるかとも一瞬思ったが、下を見ると深い渓谷となっておりとても1日で降りられそうもなくやはり登山道を探すのが安全と考え腕時計のコンパスを睨み、自分の記憶をフル回転して道に戻る努力をした。結局このときは元々通った道では無かったが下山口すぐ近くの登山道に辿りついて事なきを得た。登山道に出るところを人に見られていたら、あの人どっから降りてきたんだろうというようなところからの下山だった。
そんなことを想いながら、下山した。


(つづく)

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