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今日もまたマイホームタウン

登山日記や訪れた街の様子をレポートします

槍ヶ岳登山① 

2015年9月11日(金)曇り。

20150911_槍ヶ岳地図
台風通過の翌日、槍ヶ岳に登ってきた。登山ルートは画像の通り、槍沢ルートと呼ばれる上高地から横尾、槍沢を通り槍ヶ岳へ向かう。幾つかある槍ヶ岳への登山コースのうち最も一般的なコースだ。
その登山ツアーのバスの中で、時間があるごとにいろいろな槍ヶ岳に関連したことをご紹介いただいた。その中に、ひとつの詩の紹介があり、とても私の心に染み入ってきて後になってどういう詩であったか調べてみた。


作:串田孫一 山頂


まあここに腰を下ろしましょう
疲れましたか
ここが針ノ木岳の頂上です
水ですか ぼくはあとで貰います

この光る真夏の天の清冽
ぼくたちはもうその中にいるのです
しいいいんとしているこの深さ
何だか懐かしいような気がしませんか
七絃琴(リュウト)と竪琴(キタリス)が奏でている
これが天体の大音楽(ハルモニア)かも知れない

あそこの左のそいだように平らなところ
ええ 雪がところどころ残っているあそこ
あそこが五色ヶ原
きっと黒百合が夜の顔して咲いている

明日の朝は早くこの黒部の谷を越えて
日暮までに辿りつきましょう
小屋にスキーがあったら滑れます
そこから赤く荒れた浄土を越えて
正面ののびのびと大きいのが立山です
その右の黒い岩峰の群 あれが剣
あそこまで遥かな山旅ですが
ゆっくり歩いて行きましょう
岩魚を食べ 雷鳥を見て
雛をつれてはい松のある岩尾根にいます
寒ければ上着を着たら・・・

何を考えているの
ちよっと こっちを向いてみて
今日一日でほんとうに日に焼けましたね
今こうして連なる峰々を見ていると
夢の中の憩いのようでもあるけど
こんな山肌の色を見たことや
淋しい谷を霧に濡れて歩いたことが
あなたをやわらかく救う時があるでしょう

取りつきようのない寂しさの中を
蟻になった気持で歩いたことが
あなたを元気づけることがあるでしょう
天へ飛び立って行くような歓喜と
永遠のようなものに包まれてしまった哀愁と
それが儚い人間には必要なのです

冷たい水 もう一杯のみますか


(つづく)

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