FC2ブログ

今日もまたマイホームタウン

登山日記や訪れた街の様子をレポートします

白馬岳登山② 

2012年7月8日(日)霧、小雨、霧、晴れ、霧、以降繰り返し。
白馬岳の続き。


20120708_小蓮華山
白馬大池山荘を12:30に出て小蓮華山に到着。14:00だ。
もうこの辺りではバテバテで数歩登っては立ち止まり、また数歩登っては立ち止まりの繰り返しだった。もうこの辺り以降、誰一人追いつくことも追いつかれることも、すれ違うこともなかった。
同行者の友人は更にバテているようで白馬大池を出てからすぐに後ろに見えなくなり、この小蓮華山で30分待っても現れなかった。ここに着いた頃はこの日の雨のピークで霧もやの中一人待つのは辛く体も冷えてきたため、更に1人で先に行くことにした。同行者の友人は自分より登山の経験があり、普段なら自分より早く登るだろう。この日はトレーニングを兼ねてあえて重い荷物を担いでおり、おそらく体調もあまり良くなかったと思う。それでも彼なら、いいから先行け、と言ってくれそうで勝手に無理にそう考え、腰を上げて出発した。
やはり心配だったので、手帳をちぎって先に行くとメモを残しておいた。気付かれなかったら後で、山にゴミを捨てるなと言ったろうと怒られそうでメモはかなり小さくちぎった。




20120708_小蓮華山2
尾根伝いの道。雨、霧、曇と天気がころころと変わる。よく山の雑誌で縦走という尾根伝いの道の写真がある。まさにこの写真のような道だが、実際はこういったなだらかな道は本当に少ないと今回わかった。雑誌ではそのコースで一番なだらかで景色がよく歩いて気持ちの良さそうな道の写真を載せているだろう。実際今回、このようななだらかな道は全体の5%も無かったと思う。ほとんどの道中は小石、小岩を足元を次の石はこれ、次の石はこれと選んでよいしょよいしょと登る私には過酷な道だった。道というより、いいからここを通れと石に○印が書かれているただの岩岩のくぼみだ。ある程度健康なら、誰でも登山など問題ない、誰でも気軽に誘える趣味と思っていたが、実際自分で登ってみるとこの登山という趣味をあまり気乗りしていない友人を誘うことは気が引ける。あまり気乗りせずに来た人がこの道を進むことを思うと、そうとう乗り気な人しか誘えないと思える。好きで来たんだから、ということでないと登山はしんどい趣味だと思う。




20120708_三国境
三国境に15:00到着。
ここでも30分休憩。もうヘロヘロだ。困ったことにあれだけ持ってきた水がここで尽きた。800mmのボトルのポカリ、500mmの魔法瓶に味噌汁、それに2リットルの水がすべて尽きた。小蓮華で待たなかったのでここで友人を待っても仕方がない、腰を上げて出発した。




20120708_三国境2
この石だらけの道。今年のゴールデンウィーク、このあたりで6人パーティー全員が亡くなるという恐ろしい事故があった。その日は朝晴れて、途中から猛吹雪となり60歳以上の高年の方々全員がここで寒さをしのげず立ち往生して死亡していたとのことだ。確かに身を隠すような場所もない。ご冥福をお祈りします。




20120708_三国境3
岩道が延々と続く。足も疲れてガクガクだ。




20120708_三国境4
遠くに綺麗に見える山が見えた。




20120708_三国境5
ようやく晴れてきたな、と思って先ほどの山を見るともうこの有り様だ。
この後この雲が押し寄せてきてものの1、2分でまた霧、小雨となる。山の天気は変わりやすいと聞くが、これほどそれを実感するとは思わなかった。




20120708_白馬岳山頂
16:00ようやく白馬岳山頂に着いた。晴れていたがまだ周りは霧まみれで景色は何も見えない。
山荘での生ビールは16時までと聞いていたのでタイムアップとなったことが分かり残念に思った。
1人呆けたように座って一服していると山小屋方面から高年のパーティーが賑やかに登ってきた。それぞれに持っているカメラで全員の集合写真を頼まれ1つ1つ撮っていく。この方たちは缶ビールを持ってきていて山頂で乾杯して飲んでいた。あの事故がダブって見えて余計に幸せそうな光景だった。
すると山小屋方面から精悍な感じの若い男性が上がってきて私の同行者の友人かと聞いてきた。そうだと言うと遅いので心配で来てみたという。今ひとりで居る理由を話すともう少し三国境の方に向かっていった。あるブログを通じて知り合った仲間で山小屋で宴会をすることになっており、その参加者の1人、ほとんど主催者と言ってもいい人だった。遅くなり心配をかけて本当に申し訳なかった。これが今の私の登山の実力、その限界。もっと体を鍛えておかないと山では迷惑をかける。




20120708_白馬岳オーロラ?
山頂から降りて山荘へ向かう途中、太陽が雪面に映り込み、その中に自分の影が映っていた。オーロラではないがこの景色は何というのだろう、不思議な光景だ。




20120708_白馬山荘1
やっとのことで白馬山荘に到着。16:30だ。別ルートから登っていた友人の姿も見えて更に到着を実感した。
写真は別館の方で本館と思える方の山荘は写真を撮り忘れた。
同行者の友人は私より2,30分遅れて到着した。時間的に私のほんの少しだけ後ろ、ちょうど姿が見えないぐらいのところを同じような速度で歩いていたと後でわかった。無事で、何事も無くて本当によかった。先に行っててくれてよかったよ、と言ってくれて気持ちも随分と助けられた。




20120708_白馬山荘2
到着し、そのブログで知り合った仲間6人で山荘のレストランで生ビールを飲んだ。生ビールは16時までではなかったらしい。外を見ると既に晴れていい天気だ。こんなに景色が見えるいい天気はめったに無いらしい。2回登山をして2回ともそう言われた。晴れたら必ず言う合言葉のようなものかもしれない。




20120708_白馬山荘_夕食
部屋でしばらく休んで夕食。6人揃ってワイワイと食べる食事は旨い。普段ご飯のおかわりなど年間通じて1度もしないようになったが、当然のおかわりだ。

(続く)
thread: 山登り | janre: 趣味・実用 |  trackback: 0 | comment: 0 | edit

コメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://gri.blog42.fc2.com/tb.php/159-f98508e1
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

[ブログランキング]