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登山日記や訪れた街の様子をレポートします

雑記 - 昨年読んだ文庫本 

2015年1月2日(金)晴れ。

昨日元旦は晴れてはいたがとても寒く、粉雪が舞った。
ブログの執筆は興味が薄れ書くことが途絶えてしまった。
昨年を思い返しても何をしたということも無く、ただ会社に行き仕事をして食べて寝る、という生活だった気がする。
部屋を片付けるのも面倒になりまさに足の踏み場を探すようなワンルームマンションの1室だが、年末に少し片付けた。
通勤電車で読んだ文庫本が溜まっており、カラーボックスに詰め込む。
どんな本を読んだか、記しておこうという気になった。
こうして見返してみると、自分の興味の方向、範囲がわかる。

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・雑学
知らないと恥をかく世界の大問題2 池上彰
今すぐ誰かに話したい「ウケる雑学」 歴史ミステリー倶楽部
世界の「三大」なんでも辞典 世界の「ふしぎ雑学」研究会
徹底図解 人体のからくり 坂井建雄監修

適当にカテゴライズしている。まずは雑学系。
特筆することは無い。


・哲学
闘うための哲学書 小川仁志 萱野稔人
哲学101問 マーティン・コーエン 矢橋明郎訳
反哲学入門 木田元
われわれはなぜ死ぬのか 柳澤桂子
死ぬよりほかに 福澤徹三
どこへ向かって死ぬか 片山恭一

哲学のようなものも常に興味を惹かれる。
哲学といっても認識論や存在論など幅は広いのだろうが、特に人間が生きることの意味に関心が高い。


・犯罪科学
悪魔が殺せとささやいた 新潮45編集部
心にナイフをしのばせて 奥野修司
裁判官が日本を滅ぼす 門田隆将
そして殺人者は野に放たれる 日垣隆
少年リンチ殺人 日垣隆
暴力団 溝口敦
刑法入門 山口厚
私が出会った殺人者たち 佐木隆三
死体を科学する 上野正彦

犯罪、特に殺人事件に関して興味を持っている。
ニュース記事などを見るとき、常に犯罪者を憎む目線で見ている。
何故復讐は許容されないか、なぜ被害に遭われた方の被害より犯罪を行った者に課される刑罰は軽いのか。
哲学や人類の歴史から復讐的行為は許されていないが、自身や親近がそういった目に遭った場合、果たしてどうだろうか。


・登山
孤高の人(上) 新田次郎
孤高の人(下) 新田次郎
八甲田山死の彷徨 新田次郎
強力伝・孤島 新田次郎
神々の山嶺 上 夢枕獏
神々の山嶺 下 夢枕獏
凍 沢木耕太郎
氷壁 井上靖
ファントム・ピークス 北林一光
標高二八○○米 樋口明雄

私は登山を趣味にしている。
登山を題材にした小説で、名だたる作品はさすがハズレが無い。
有名でない作品にも手を出したが、やはり有名でないものは登山が好きな私でもあまり面白くはなかった。


・中島義道
私の嫌いな10の言葉 中島義道
私の嫌いな10の人々 中島義道
人生に生きる価値はない 中島義道
カイン 自分の「弱さ」に悩むきみへ 中島義道
働くことがイヤな人のための本 中島義道

このカテゴリ分けで、カテゴリを著者にしたものはその著者の作品をどこかで手に取り、その作者の他の作品も読んでみたいという思いで買って読んだものだ。
中島義道氏は哲学の大学教授であるが、本人も語るように異端の存在とのことだ。
切り口はまず、人はいずれ死ぬから生きることに意味は無いというものが多い。
少年時代、死ぬという運命が死ぬほど怖かったそうだ。私も同じ少年時代だった。
ひたすらこの定めを裏に感じて、日常やいわゆる社会生活が嘘に見えて仕方なかった。
もちろん学校で勉強したり、仕事をすること、お金を払って店で物を買うことなど、何か放棄したり無意味を主張することはしない。
しかしどこかにその空気が漏れ出ているのだろう、この呪いに強く取りつかれてしまった私のようなタイプは、今のこの社会の仕組みでは知らず知らず、気づけば端を歩くよう追いやられている。


・村上龍
共生虫 村上龍
メランコリア 村上龍
エクスタシー 村上龍
カンブリア宮殿 村上龍の質問箱 村上龍

・村上春樹
海辺のカフカ(上) 村上春樹
海辺のカフカ(下) 村上春樹

村上春樹、村上龍の両氏は私が高校時代に時の人的に流行った作家だ。私も当時文庫本を買い読み漁った。
今でもまだ読んでいない作品を見かけると、一応、の感じで買ってみる。


・大江健三郎
われらの狂気を生き延びる道を教えよ 大江健三郎
空の怪物アグイー 大江健三郎
芽むしり 大江健三郎
見るまえに跳べ 大江健三郎
個人的な体験 大江健三郎
死者の驕り・飼育 大江健三郎
われらの時代 大江健三郎

私は古典的な作家が好きだ。どちらかというと権威主義なのだと思う。
一般に評価が高い作家、作品は、やはり統計的な評価を得ているだけあって読んだときに、読む価値はあったなと思える作品だ。
迷ったときには多くの人が選んでいるものを選択することは、やはり間違っていないと思う。


・桐野夏生
緑の毒 桐野夏生
ポリティコン 上 桐野夏生
ポリティコン 下 桐野夏生

氏の作品ではグロテスクという作品が一番良かったが、それでもこれらはそれ程ハズレではないと思う。


・中村文則
何もかも憂鬱な夜に 中村文則
悪と仮面のルール 中村文則
銃 中村文則
最後の命 中村文則
掏獏(スリ) 中村文則
土の中の子供 中村文則
遮光 中村文則
悪意の手記 中村文則

昨年、一番私が見つけたと思えたのは、中村文則氏の作品だと思う。
最初に悪意の手記という本を書店の平積みで見つけて読んだ。その後文庫本となっているすべての本を探して読んだ。
結果的に、私には初期3部作のようになっている作品のみがとても面白かった。
ネタバレになるので書かないが、小説家を志した際に書きたいと思っていたであろうモチーフが、この初期作品にはとてもよく描かれている。
マンネリ化を恐れたのか、出荷数を考慮してか途中から大衆受け的なエンタメ作品に作風が変わる。
学ぶ、適応するということは、一概に向上を指すものでは無いのかもしれない。


・エンターテイメント
復讐教室 山崎島
脳男 首藤瓜於
ビブリア古書堂の事件手帳 三上延
誰でもよかった 五十嵐隆久
ゴルゴタ 深見真
パインズ 美しい地獄 ブレイク・クラウチ
光 三浦しをん
鳩どもの家 中上健次
人喰いの時代 山田正紀
遭難者 折原一
追悼者 折原一
遺体 震災、津波の果てに 石井光太
夜行観覧車 湊かなえ
共喰い 田中慎弥
模倣の殺意 中町信
ありがと。 あのころの宝物12話 ダ・ヴィンチ編集部
やってみたら、こうだった 本橋信宏
枯れない男のセックステクニック 田辺まりこ

ここに挙げたのは、いうなればその他だ。
高名な作家の作品も含まれているのだろうが、あくまで私にとって、である。
当たりもあればハズレもある。当然、ハズレることが多い。

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