FC2ブログ

今日もまたマイホームタウン

登山日記や訪れた街の様子をレポートします

登山 - 燕岳② 

4月26日(土)快晴。

(燕岳登山続き)


20120428_燕岳10
合戦小屋で1時間休憩して11時頃に出発。ここから山荘までまだ3分の1程あるが事前に見ていた傾斜図ではほんの少し傾斜が緩くなるように見えていたのを頼りに、あとちょっとと元気を振り絞る。森林限界も超えていたようでほとんど樹木はない。
傾斜図では書いたとおりだがまったく傾斜は緩やかにならない。通常のルートであれば曲がりくねって行くのだろうが一面が雪原となり歩いた道が通路となってほとんど直登になっているためだ。自分はある程度体力自慢と書いたがやはりデスクワークの一般的なサラリーマン、体力は中の下ぐらいなのだろう足が重く息が苦しい。それでも周りにちらほら見える同じような登山者の姿を見て必死に足を進める。どの人も苦しそうだ、自分だけじゃない。それでも相当にしんどくて同行者にちょっと止まって休もうと声をかけた。止まって上に顔を上げたら山荘がすぐそこに見えていた。やっぱり行こう。12時20分頃、山荘に到着した。




20120428_燕岳11
山荘からは他のアルプスの名山が多数見渡せた。
残念ながら山荘自体の写真は撮り忘れていた。山荘は入り口は狭いが奥に長くなっているらしく、取れた部屋は中に入って廊下を随分と奥に歩いたところだった。もちろん部屋と言っても普通の宿泊施設とはまったく違う。廊下を挟んで二段ベッドのような上下に仕切りがある部屋が幾つも連なり、その2段ベッドがここで言う部屋だ。2段の上側で上がってみると布団が伸ばせば引き終わる感じで置いてあり布団は4つ置いてあるが横に重なりあっており3つ分の幅に4つ敷いてある感じだ。長さは布団の長さ、高さは立ち上がると腰が伸ばせない程度で押入れの中に入ったようだ。寝るためだけの部屋だろう。もちろん山小屋での宿泊なのでこれで十分、私は初めての経験なのでこれはこれで楽しい。




20120428_燕岳13
山荘から燕岳の頂上を見た風景だ。立てていた計画ではこの後山頂に行く予定だったが少し躊躇した。私も同行者もかなり直登でまいっていたからだ。どうしようかと2人で悩んだが、まずは昼飯を食べてから決めることにした。




20120428_燕岳_ラーメン
同行者が持ってきた棒ラーメンをガスヘッドとガス缶で温めて昼食。もう当たり前すぎるが当然うまい。空腹と景色、そしてやってやった感が相まって至福の一杯となった。ラーメンで乾杯できることなんか人生でそうそう無いだろう。この日も翌日の下山も快晴でほぼ無風、本当に天気には恵まれた。




20120428_燕岳12
最高の景色だった。
山荘のすぐ近くにはテン場と呼ばれるテントを持ってきた人がそのテントを貼る場所があるのだが20から30はテントが張られていた。大きなザックを背負っていた人たちはおそらくこのテントだろう。雪を使って防風壁のようなものを作ったりうまくやっていた。テン場の使用料は500円だそうだ。ちなみに山荘は夕食と朝食を付けて9500円だった。慣れてきてこんなテントまで出来たらきっと楽しいだろう。




20120428_燕岳14
ラーメンを食べて一息付いたら山荘に戻ってビールを飲んだ。再度乾杯。この時点で山頂は明日、ご来光の時間に合わせて登ることにした。
ビールを飲んだら一瞬で酔いが回りそのままベッドに戻って夕食まで仮眠した。山荘には結構な人が来ていてその押入れのような部屋で相部屋となった。私たちが着いたときは2人だったのだがその後2人組みの男性が上がりかけて予約してきたのに4人部屋に4人の相部屋とは何だと小屋の人に文句を言って降りていった。確かにまだまだベッドの部屋はたくさん空いていた。山小屋もなるべくなら詰め込みたいのだろう。後から1人で来た人が相部屋となったが、後で思うとこの人で良かった。山歩きを結構しているらしく、私の同行者と北アルプスの山々の話をいろいろ話していた。非常に山が好きらしく少し真面目すぎて下界での生活が心配になるぐらいだが(最初は話している最中正座していた!)、終始この人と一緒の部屋で楽しかった。話の途中、エピソードで山小屋の相部屋で大学生らしいグループと一緒になり出かけたが雨に降られて戻ってきて、自分が寝ている布団の横で雨合羽をバサバサやりだし散々だったと苦笑交じりで話していた。さっきの2人組みが相部屋でなくて本当に良かった。




20120429_燕岳15
その後、16時に食堂に行って夕食。ハンバーグと野菜とフルーツ。もちろんおかずの量は少ないがご飯と味噌汁はおかわりできて何杯も食べた。山荘はトイレもトイレットペーパーは流せず箱に入れ、洗顔や歯磨きも洗剤は使っちゃいけないと友人に脅されていたが、この山荘はそうでもなかった。トイレも水洗を模した感じで一応用をした後トイレットペーパーも便器に入れて給油ポンプのようなペダルをぐっと踏むと洗剤のような青い液体が出て奥にぐっと押し込まれていくような感じだった。
夕焼けもきれいだった。登山途中はベンチに着くたびにタバコを吸った。行動食として持ってきたスニッカーズも齧った。一日の出来事がこれほど濃密に充実して感じられるのはやはり計画して準備して行動する、といったことの賜物だろう。つらかったり苦しいことが苦手な人には向かないが、自分の筋肉を痛めつけたりストイックな感じが嫌いでない人には登山はお勧めの趣味だと思う。
夕食と食べて売店でTシャツと記念のピンバッチを買った。また友人とこのTシャツを着て登るのが楽しみだ。ピンバッチは登るたびに増やしていこう。ついでに缶ビールも買い、ベットで飲んでいるうちにすぐに眠くなって寝た。明日は3時半起きだ。

(続く)
thread: 登山 | janre: スポーツ |  trackback: 0 | comment: 0 | edit

[ブログランキング]