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今日もまたマイホームタウン

登山日記や訪れた街の様子をレポートします

溜池山王 由丸(よしまる) 

2018年3月某日

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溜池山王駅の近く山王交差点の目の前にあるビルの2階、由丸(よしまる)という豚骨ラーメンの店に入ってみた。狭い階段を上り店内に入るとお店の中は小奇麗な感じで女性客も多い。平日の13時を過ぎての来店であったがまだお店の中はお客さんが結構居た。




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由丸ラーメン850円を注文した。煮卵1個、チャーシュー2枚、キクラゲ、ネギ、大きな焼海苔1枚。スープはドロッとした重い感じの豚骨で、まさに豚の油ですという感じ。麺は細いストレート麺でコシは無く粉っぽい小麦麺。麺の固さは注文の時に選ぶようになっていて固めが選択肢の真ん中だったので固めにした。
久しぶりに本場博多の豚骨ラーメンらしいラーメンを食べたのだが、私には重すぎた。私が歳をとって味覚や欲するものが変わったのだろう。特別な日でもないのにこれだけお店にお客が入っているので博多ラーメン好きの人には美味しいはずである。




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一応、替え玉100円も追加した。しかしスープも麺も重い感じが苦しく、紅ショウガを多めに入れて一気にかき込んだ。私はモツ煮が苦手だが、苦手な食べ物が一つ増えてしまった。




[雑記]山に関する地名の由来について
私は山と渓谷という月刊誌を毎月買って眺める程度に読んでいるのだが、その中に面白いと思う記事があったので備忘のため記しておこうと思う。山の地名の由来に関するコラムだ。隅っこのコーナーで数ヵ月に渡り紹介していた。
「山」は元々「谷間(ヤマ)」だったそうだ。高い所をタケ、タカ、盛り上がった所をモリ、周囲より飛び出した所をハナ、一番上をアタ、平らな所をタイ、ダイ、谷をヤマと呼んでいたそうだ。その後、国家の進展とともに呼称に漢字を当てるようになりヤマには「山」が当てられ、中国では山の字が高所を示していることが分かり、次第にいわゆる山が定着したそうだ。
「谷」はタリ(垂り)の転で両側から湧き水が垂れてくる場所、「沢」は狭い所を示すサ(狭)バ(場)の転と考えられるとのこと。谷地名は西日本に多く、沢地名は東日本に多く見られる。東西で地名が分かれる理由として西のヤマト族、東のアズマ族の居住地域が関係するのではという仮説があるとのことだ。
地名に使われる色について、中国伝来の四神、青龍(青)、朱雀(赤)、白虎(白)、玄武(黒)が多いとのこと。山名の場合は山容や山肌、地形を表す言葉が色に変化したそうだ。崩壊地や崖のような場所はアボと呼ばれ青に変化した。明るい露頭のある山容の山にはアカが付きやすい。シロは雪化粧をした山容以外に、平ら・滑りやすいという地形的な意味のシロが白に変化した説もあるという。クロは赤黒い火山の特徴が由来とのことだ。
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田町 - 味源 

1月4日(水)晴れ。
仕事初めだ。
朝会社に出る前、ずっと日本テレビをつけていたら昨日日記に書いた箱根駅伝の模様を延々とやっていた。
日本のテレビなどのマスコミはスポーツなど、とにかく人物像を全面に出して人情を煽るのがうまい。海外のテレビでは結果のみに対してブラボー、ファンタスティックなど結果を賞賛したり失敗を淡々と伝えるのに対して日本のテレビ放送では大抵結果は二の次だ。そこに到る経緯、執念、その生い立ちまで事細かに探り何がなんでも涙物にしてくる。若者が夢を追う物語や友情物はもはや反則だ。朝から涙ぐまされた。




20120104_味源場所
田町勤務になってから一度行きたいと思っていたラーメン屋に行くことができた。駅前の札幌ラーメン、味源だ。
出勤時の電車も4日から仕事が始まるのはまだ少ないからか多少空いていた。出社すると一緒に仕事をしている協力会社のメンバは一日自社の総会があり明日から来るとのことで誰も居なかった。これはチャンスと思い、昼飯の時間を2時にずらして念を入れて来てみると果たして空いていた。




20120104_味源正面
入るとカウンター席のみで7,8席、相当に狭い。先客は2人で食べて出るまでに数人入れ替わった。やはりさすがに立地がいい。
注文は食券制で券売機は液晶のタッチパネルのようになっていたが、私が入ったときは丁度壊れたらしくピーと鳴っていて故障していた。店員が出てきて直接注文となった。




20120104_味源メニュー
味噌ラーメン¥680を注文した。ライスがサービスとのことだったが仕事の昼飯なのでやめておいた。




20120104_味源味噌ラーメン

20120104_味源麺
味噌ラーメン。具材はチャーシュー1枚、ワカメ、もやし、メンマ、ねぎだ。
スープはどストレートの白味噌で味が濃く旨い。麺は札幌ラーメンによくあるやや透明感のある黄色のつるっとしたやや太めのちぢれ麺。相当コシが強く固い。
当初、正直立地にあぐらをかいたような大したことないだろうと勝手に思っていた。店員はカタコトのアジア系の中年男女2人でこの時点でもコスト削減かなと思ってしまった。食べた感想は相当に旨いと思う。店員は店主でご夫婦かもしれない。こじゃれた雑誌にラーメン店として紹介されても問題ないと思える。
麺の写真も合わせて撮っているのは前にとってみたところ旨そうに撮れて気をよくしたからだ。その後続けて撮っているのだがうまく撮れない。ほとんどがピントが奥に行ってしまっていて麺自体はピンボケになっている。携帯写真の限界だろうか。

昨日、ダイエット機具のバイブロシェイプを使ったという記事を書いたが案の定今朝起きたら腹筋がひどい筋肉痛となった。私は筋肉痛は好きだ。痛たたた・・と思いならがニヤリとしてしまう何かがある。
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田町 - 東京タワー 

12月9日(金)雨。
街を行く人は皆厚手の防寒着、冬だ。寒い。

これまで横浜関内の中華街での昼食を記事のベースにブログを書いてきた。日記などやったことはなかったが結構楽しかった。自分の思いを書いているとどんどんとその時の思いが蘇り、ほとんどの記事は自分が想定していたいわゆるブログより記事が長くなった。記事を書く時間はだいたい30分から1時間だろうか。夜10時12時の帰宅ともなれば少し面倒にも感じるがそれなりに楽しかった。何の面白い記事ひとつ書けなかったと思うが、それなりに自分の思ったことを正直に書いてきた。私は中年になり、いまさら取り繕ってもしょうがないという思いもある。ちっぽけな男で考えていることもミジンコみたいな何の意味も無いことだが、それでも書き始めてみたら何かごまかして面白おかしく書くのがそれこそ無意味に思えた。糞みたいな性格をかかえ、もやもやした気分のままいずれは死ぬことを思うと何か書いておこうか、と思った次第だ。


20111209_東京タワー
何かブログが最終回のような感じに書いてしまったがまだまだ続ける。12月5日から仕事がお客様先の田町に常駐になった。最低でも来年の3月一杯まで自宅の関内から田町に通うことになる。自社の協力会社を従えての常駐メンバーのリーダーだ。IT、SE業界のことをご存知の方なら想像の通り、朝から終電まで目がチカチカしてくるほど慌しい。プロジェクトのリーダー業務とは結局のところ責任を1人負うストレス業務だ。顧客ではあれをやれこれをやれ、いつまでだと厳しい要求を押し付け、メンバーからは実態としてこの作業は難しい、これはこの日までには無理だと訴えされる。社内の品質保証門からはそんなこと会社として約束できないからお客さんにこう言って文書で残せと今更言えないようなことを指摘される。誰かがかかえてむっつりするしかないのだ。それが開発のリーダーという仕事だと思う。

田町に常駐と聞いたとき、ブログは田町での昼食でもレポートしようかなと思ったが、1週間勤めてみてすべてコンビニ弁当となった。とても昼にパソコンの前を離れるような余裕がない。ビルは高層ビルで喫煙室から東京タワーが見える。普段オレンジのみんながイメージするような東京タワーだが、この日は何故かおかしなライトアップとなり白と青のストライプとなった。金曜日は定時退社日で顧客のプロパー達は帰っており、パートナも帰っていたので喫煙所も無人だったため電気を消して写真を撮った。電気をつけたまま撮ったら反射が写りこんで訳のわからない画像になったためだ。

私は普段、自社では徒歩通勤なのでしないが、客先常駐のように電車になると電車の中では文庫本を読んでいる。大学時代、通学電車時間が長く文庫本を読んでいたことの名残だ。今読んでいるのは中島義道という人の文庫を立て続けに読んでいる。本屋でタイトルが目に付いたものを買ってから興味を持って幾つか買った。この記事の冒頭の読む人に迷惑をかけるような暗く臭い書き込みは多分に今その影響を受けていると思う。ただ、本屋でタイトルが目に付いて心にひっかかったということには、私の本質的なところがあるのだろう。
リーダー業務しかり、昔メンタルヘルス的な研修を受けたとき、心持ちを天秤のように例えられたことが心に残っている。心は気持ちは天秤のようになっており、何か重しを乗せられると大きく揺れる。もちろん揺れるとぐらぐらと揺れてつらい。どかどかと重しが乗ってくると、多少の重しが乗ってもあまりビクともしない。より大きな重しが乗ると揺れる。こうして心は分厚くなる。重い重石が乗ることは成長だと言っていた。このイメージはまさに納得できる。若い人がメンバーに入ることがあるが、やはり基本的に若い人は底が浅いと感じざるを得ない。また、年を取っていても重石を避けてきた人はペラいと話していて感じてしまう。
もっともっと前に出て、打たれまくるべきか。


気分を変えて中島みゆきの歌詞をなぞる。最近は泥は降りしきるという曲に感銘した。他のアルバムにあった元気ですかという詩のような語りのような、少し舌たらずの女性を演じたような曲だ。

中島みゆき 泥は降りしきる(一部のみ抜粋)

なんだあそういうことかあ言ってくれないんだもの
期待してしまった支度してしまった あたしだけ馬鹿みたい
やだなあこれじゃまるで何か悪気みたい
愛し合う二人の邪魔してだけみたい
可笑しいねこの姿

そうよね居ないはずないよね いい人だもんね
あたしほらこれだから 自惚れるタチだから
良くあるんだ気にしないでよ
いいよおごめんだとか
別にい平気だから 好きだとか嘘だから
あれみんな冗談だから ほら、笑ってるでしょう?

泥は降りしきる泥は降りしきる
裸足で遡るハイウェイ
泥は降りしきる泥は降りしきる
みぞれまじり GOODーBYE



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赤坂ACTシアター - 中島みゆき 夜会Vol.17 2/2 (追記 2階席について) 


11月28日(月)晴れ。
朝冷えるようになった。
去年買った電気ストーブに電源を入れ始めた。その前まで昔買ったハロゲンヒーターを使っていたのだが去年久々に電源を入れたら点かなかった。ヨドバシカメラに修理に持ち込んだらメーカーが倒産したとのことで修理は受けられなかった。幸いそのまま捨ててくれるということで引き取ってもらい電気ストーブを買った。一人暮らしなので1人温まれば良く、またハロゲンヒーターでいいかと思ったのだが買う前にいろいろ調べると、最近は電気ストーブも進化しているようでどういう熱源が一番効率がいいか一概には言えない、電気ストーブも評価が上がってるようだったので値段で選んだ。


20111127_中島みゆき1
このfc2ブログにはアクセス解析という機能があるのだがこれをたまに見ると結構面白い。もちろん訪れた方のIPアドレス程度しかわからないのだが面白いことに検索で訪れた検索キーワードまで表示される。前に浜田省吾のコンサートに行ったときに記事にしたところ、その類で検索から訪れていただいた方がたくさん居たが、今回中島みゆきの夜会の記事も同様に検索から来てくれた方が多いことが分かる。省吾のツアーでは10月30日の最終日、このツアーの中では少し問題があった噂のある日のものでその手の検索キーワードが多かった。もちろん推測だろうがキーボードの方が体調不良で途中で出てこなくなったなど、いろいろ物議をかもしている。




20111127_中島みゆき2
面白いのは夜会に関する検索で来られた方の検索キーワードだ。2階席はどうでしたか、など、疑問系のキーワードが幾つかある。きっとインターネットを普段使われない中高年の方だろう。特に赤坂ACTシアターの2階席が当たり、2階で大丈夫かと不安になっているようなものが幾つかあったためこの記事を書こうと思った。2階席に行かれる方、2階席でもまったく問題ないです。先の記事にも書いたが、私は2階席の3列目、座席は中央、右、左と大枠で3つに分かれて右側の中央寄りだったが何の問題もなかった。中島含め出演者は大きく見え、みゆきはやはり芸能人、オーラがあり白い肌色がまぶしくスタイルも良く、そういう目線になるのはどうかと思うがなまめかしく色っぽく見えた。出演者の表情は常に少し上向きで、逆に1階席の人たちは大丈夫かと思えるほどだ。2階席の方も安心して楽しんで来てほしいと思う。




20111127_中島みゆき3
ここに3枚貼っている画像はCDに挟まっているジャケット写真だ。この3枚目を見てどう思われるだろうか。こんな女が家に帰って待っていたら、それだけでもう人生は満足ではないだろうか。
thread: LIVE、イベント | janre: 音楽 |  trackback: 0 | comment: 0 | edit

赤坂ACTシアター - 中島みゆき 夜会Vol.17 2/2 

11月23日(水)小雨。
一日中曇りで雨が降ったり止んだりの繰り返し、何か生暖かい一日だった。
今日は中島みゆき 夜会 Vol.17 2/2 が赤坂ACTシアターで行われる。前もってチケットを取っておりこの日を楽しみにしていた。チケットは2万円、やや高いか。座席はチケットを取った時点で分かり、2階席の3列目のやや右側、果たして見えるだろうか。夜会を見に行くのは初めてだ。




20111123_赤坂シアター場所
関内からはJR根岸線に乗り40分で新橋、東京メトロに乗り換えて3駅で赤坂見附。開場より2時間も早く着いてしまい赤坂の街を歩き回った。結構ラーメン屋があり興味を引かれたが眠くなると嫌なのでやめておいた。そのくせ結局コンビニで缶ビールを買い一缶飲んで時間を潰した。
夜会というタイトルや赤坂ということから張り切ってスーツを着てこようかと思ったが結局ジーパンにマウンテンパーカで出てきた。小雨が降ったりしたので正解だった。




20111123_夜会
開場は19:15。開演は20:00、21:00-21:20まで休憩があり終演は22:30。
赤坂シアターの正面に来ると夜会の大きなポスターがあり皆写真を撮っていた。
入場すると正面にグッズ売り場がありパンフレット3000円を買った。開演まで時間があるので喫煙所でタバコを吸って時間を潰す。グッズ売り場に戻るとCD類のコーナーに3000円以上購入で先着200名に直筆サイン入り色紙をプレゼントとあった。失敗した。入場待ちの列に並び、いち早くこれを買っておくべきだった。
5分前になるとブーというブザーが鳴って開演を知らせる。いよいよだ。

以降、ネタバレとなる記載があります。夜会、2/2についてまだ知りたくないという方が居られたらここまででお願いします。








座席に着くとまずステージの見やすさに気づく。舞台が近い。座席は階段上になっており段差がかなり高く前の席の人の頭が自分のひざぐらいだ。これなら大きい人が前に座っていても後頭部が視界に入るということはまったくない。赤坂シアターを調べると座席数は1階2階合わせても1200程度しかない。これはうれしい。
観客は若い男女も多少居るが40台50台60台が大半だ。みな小ざっぱりした奇麗な格好をしていて客席も落ち着いた雰囲気だ。いよいよ始まる。

電灯が消えると場内は真っ暗になる。足元も隣の客もまったく見えないほどの完全な暗闇だ。さすが劇場は違う。舞台は下部にバックバンドのような人たちが演奏しており上段で演目が行われるという2段構成、セットが切り替わる闇になるときは下段の演奏者のところだけが薄っすら見えており他は文字通り真っ黒だ。
幕が上がりみゆきと男性が出てきた。まずその大きさに感動する。劇場の効果があるのだろうが演者が相当に大きく見える。2時間劇を見るのに演者が豆粒や小さくで見にくかったらつまらない。開始からもう興奮する。みゆきは会社の編集者、男性は画家のようだ。みゆきは画家の持ってきた絵を誰も座っていない椅子に向かって売り込むが社長はOKを出さない。そこには社長がいる設定のようだ。このシーンも以降も通じてそうだが劇はほとんどセリフ無しで行われる。演技部分はパントマイムのように感じる。みゆきは気の弱い女性編集者なのだろう、背筋をしゃんと伸ばしキョロキョロとおどけた仕草で多少コミカルに演じる。昔出ていたフジカラーのCMを思い出させる。
多少の演技の後、歌が始まる。のっけからその歌唱力は絶大だ。メロディーにきれいな歌声が乗り、最初の曲を聴いて期待が大きかったこともあるだろうが鳥肌が立った。
以降はやはり2/2自体のストーリーに関する話題は避けておこう。

第1幕が終わり休憩に入る。喫煙所でタバコを吸っていると背中の女性グループがいいね、当たりだねと話している。どうやら何度か夜会に来ており、前に観た2/2と演出がだいぶ違うというような話だ。休憩終了5分前になりブザーが鳴る。席に戻ると暗くなってみゆきの声でアナウンスが流れる。ラジオなどでおなじみの幼児化したようなコミカルな口調で会場に語りかけ、場内にほっこりとしたような雰囲気ができる。とろ、という曲があるがそれのような口調だ。
第1幕では比較的きれいなメロディーラインの曲が多くしっとり聞かせるが、第2幕、特に後半は圧巻だった。特にジャスミン、二隻の船では力強いみゆき節全開となり、生歌と聞きに来て本当によかったと思った。
第2幕の中盤に最大の演出がある。舞台はベトナムの水辺の町に移っていて竹舟が行き交っているなと思っていると突如、客席の目の前に大きな竹舟が現れ中央にみゆきが立っている。1階席最前列の人なら立って手を伸ばせば手が届きそうな距離だ。そこでまた1曲熱唱する。客は驚いているが立ち上がる者はない。客も含めて素晴らしい舞台だ。
劇中、セリフはほとんどないが後半に少しみゆきがセリフをしゃべるシーンがある。上で書いたコミカルな口調だ。ちょっとちょっととシリアスで凝り固まった流れを解きほぐすようなしゃべりだった。ストーリー的にどうしても話の流れはシリアスで固くならざる得ないがここで突然、一旦和やかになる。
中島みゆきはよく松任谷由実と比較され、wikipediaでの紹介では”トレンドに合わせた楽曲でヒットを飛ばす松任谷由実と、己の道を行く中島みゆきを「月と太陽」、「光と影」とするような対比が多く見られ、ユーミンは「恋愛歌の女王」、中島みゆきは「失恋歌の女王」、「女の情念を歌わせたら日本一」などとよく形容された”とある。みゆきの曲は暗い曲が多いがラジオパーソナリティなどでは明るくおどけている。このシーンはみゆきの世界観を象徴していると思う。おどけて楽しむことも必要だ。無意味と知っていても。

基本的に舞台セットと小道具を使い、映像はほとんど使われていない。映像を使うシーンも1箇所あるが荒れる海を見事にステージ上に再現しており映像という違和感がなくそこに海があるように見えた。このデジタル時代にこのこだわりはありがたい。物理的なセットはどこか、観に着てよかった、生で見れてよかったという気になる。運ぶのも作るのも面倒だろう。こだわりがあるのだと思う。

登場する役者は全部で4人、4人がいろいろな役を演じ分けている。男性役は坊主でガタイのいい中年男性だったが個人的にはしっくり来なかった。演技も歌も素晴らしかったが画家という設定で唯一の男性役なのだからもう少し一般的な男性像をキャスティングしてくれたほうがありがたかった。個人的に自分と真逆の風貌だったからというだけだろうが、個性が強すぎるように思う。終演後、演者が紹介され最後にみゆきが挨拶した。当然コミカルではなく普通のしゃべりだ。途中、震災の年であったことに触れた。心温まる普通の挨拶だった。

夜会は初めて来たがまた今度もチケット争奪戦に挑んでみようと思う。

20111123_赤坂シアター

第1幕
第1場 出版社編集部
第2場 圭のアトリエ
第3場 ベトナム・安ホテル
第4場 ベトナム・市場

曲目
1.旅ははじまる
2.新しい風
3.笹船
4.遠近法
5.ささやかな花
6.Last Scene
7.奇妙な音楽
8.鏡の中の他人
9.Never Cry Split Over Milk
10.ギブ・アンド・テイク
11.奇妙な音楽
12.彼と私と、もう1人
13.誰かが私を憎んでいる
14.夢中歩行
15.ばりほれとんぜ
16.暗闇のジャスミン
17.誰かが私を憎んでいる
18.暗闇のジャスミン
19.1人で生まれて来たのだから
20.市場は眠らない
21.途方に暮れて
22.この思いに偽りなく
23.帰郷群

第2幕
第1場 ベトナム・竹工場
第2場 福井県・厳冬
第3場 新潟県・病室
第4場 ベトナム・水上市場
第5場 ベトナム・安ホテル

曲目
24.帰郷群
25.竹を渡る風の中で
26.姉妹になるがいい
27.鶺鴒
28.緘口令
29.旅人よ我に帰れ
30.茉莉花
31.竹の歌
32.紅い河
33.7月のジャスミン
34.海のカルテ
35.自白
36.目撃者の証言
37.7月のジャスミン
38.目撃者の証言
39.暗闇のジャスミン
40.幸せになりなさい
41.二隻の舟
42.幸せになりなさい(旅人よ我に帰れ)

第3幕
第1場 鏡の中の夏

曲目
43.彼と私ともう一人
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