FC2ブログ

今日もまたマイホームタウン

登山日記や訪れた街の様子をレポートします

薬師岳・黒部五郎岳・鷲羽岳・水晶岳登山⑥ 

2018年8月30日(木) 曇り

20180830045608.jpg

04:30 起床。
太郎平小屋に宿泊した。この日の予定は折立まで下りるのみ。天気予報は曇りのち雨で明日からは雷雨だそうだ。




20180830050420.jpg

05:00 朝食。
やはり山の上で食べられるご飯、味噌汁はとても美味しい。体が疲れていることや非日常の体験の中で興奮しているという心理的な部分が大きいだろうが、最近の山小屋は調理も街のレストラン並みに上手いのであろう。




20180830055126.jpg

忘れ物が無いように荷物をパッキングし、出発するだけとなり最後に山小屋周辺を散策する。今回の道中では物の忘れ物や紛失等は無かった。




20180830055350.jpg

06:00 太郎平小屋を出発。



20180830060254.jpg

今回の道中であった様々なことに思いを馳せながらのんびりとした道を歩く。




20180830063800.jpg

06:40 後光岩ベンチに到着。
既に帰りのバスの時間に対して早すぎる時間に下山できることが分かっているため、ベンチがあるたびに大きめの休憩を取る。




20180830063820.jpg

20180830064114.jpg

20180830074640.jpg

07:50 三角点ベンチに到着。




20180830090550.jpg

09:00 折立まで無事に下山。
途中、太郎平小屋の従業員さんが歩荷であろう、すごいスピードで追い抜いて行った。若い3人の男性であったが、足場を確かめつつテクテクと下る私の横を駆け抜けるように走り下りていた。山岳部の大学生だろうか、何かのスポーツ選手だろうか、やはりこういった方達の脚力は段違いで凄いなと思った。




20180830090656.jpg

折立登山口にあるトイレと鍵が掛かって入れない小屋の前で帰りのバスを待つ。
私より先に到着し9時半発の有峰行きのバスを待っていた人と話すと、さっきそのトイレの裏に熊が出たとのこと。こんな所に本当かなと思うが、とてもビックリした、じっと見ていると奥に逃げて行ってしまったとのことだった。
有峰行きのバスが出ると高齢の男性が1人下山してきた。2日目に黒部五郎小屋で出会った方で、その時の会話で帰りの日、バスが同じだねと話していた人だ。この方とずっと雑談をしていると、しばらくしてバスが来た。誰も来ないねえと話していたが、結局バスに予約があったのは私とこの方の2名だけだった。予約者2名だけだったので11:45発の予定であったが乗込んだらすぐに出発してくれた。
11:20 マイクロバスに乗込み折立を出発。




20180830124612.jpg

12:20 白樺ハイツ前、亀谷温泉に到着。
この毎日アルペン号による折立からのバスは帰りの温泉の時間も取られていた。元々の予定では12:45から13:50の間、この温泉にバスが止まるので各自で温泉に入れるというプランだ。折立を早く出発してくれたので温泉でのんびりできる時間が長くなった。




20180830124224.jpg

入浴料510円。約一週間ぶりに風呂に入りさっぱりする。入浴後はまずは牛乳を飲む。




20180830130456.jpg

食堂に行き、一緒になった男性と昼食を食べる。カツカレー800円。瓶ビール650円。雑談では山登りが好きで昔から休みがあると北アルプスに来ていたという。定年後は毎年ご夫婦でヨーロッパの有名な山々のトレッキングに出掛けているそうで、恐らくとても裕福な方なのだろう。その割に、自分が頼んだお刺身の定食の方がカツカレーなんかよりお得だなあ、とか、自分は同じアルペンバスで来たけど穂高着で来たから君の折立着より6000円も徳だった、など、とても人としていい人なのだが何かのスイッチが入ると突然信じられないような言葉も出てくる、不思議な人だった。




20180830124714.jpg

長距離バスでの帰りは温泉場以降はお酒が買えなくなるので帰りのバスで寝られなかった時の為に缶ビールを買っておく。
13:50 バスが来て温泉場を出発。
折立から乗って来た小型のバスとは異なり、大型のバスがやってきた。立山・室堂方面からの新宿着バスとここで合流とのことだった。中に既に人が乗っていたがやはりガラガラで、座席は自由とのこと。2座席を1人で使えた。立山からの人達はここでの温泉の時間は無いようで、私達2人をピックアップしたらすぐにバスは出発した。立山発の人はバスの出発前に室堂で温泉に入ったのだろう。




20180830144050.jpg

14:40 有磯海サービスエリアでトイレ休憩。




20180830190548.jpg

19:00 サービスエリアでトイレ休憩。
どこのSAであったか失念した。
その後、高速から下りて新宿に向かう間、運転手さんが気を利かせて私物だという北アルプスを紹介するDVDを流してくれた。




20180830190600.jpg

20:30 新宿駅西口に到着。
湘南新宿ラインで横浜に出て自宅最寄り駅で降りる。
怪我無く、忘れ物なく、道中の心残りになるようなトラブルも何も無く、楽しい旅であった。テント装備を担いで5日間も歩き通すという山旅は私には初めてであり、重い荷物を背負って一歩一歩、何日も歩くというとても良い経験、思い出になった。
今回は事前にかなり細かく道中の計画を立てたが、ことごとくほぼ計画通りとなったこともこの旅の私の満足感に大きく寄与していると思う。天気は好天が少なかったが、道中すべてが雨ということも無く、暴風雨の鷲羽・水晶を歩いたことも良い思い出だ。

以下、今回の山旅に記録をまとめておこう。
始めに、コースタイムについて。これは山と高原地図を見ながら道中通るコースを決め、メモ帳にコースタイムを始めに記載し、その後出発の時間を決めて順次コースタイムを足していってどこに何時頃到着するか計画したものだ。コースタイムには休憩時間が入っていないが、私のこれまでの山行ではだいたいコースタイムの8割程度が実際に掛かる時間であったため、途中で休憩を取ると丁度コースタイムの足し算程度になると見て計画した。
果たして、実際の到着時間はそのほとんどが計画通りとなり、計画達成にとても満足している。今思うと、道を間違えたり迷ったりした場合のリスクが入っておらず、これは登山道がとても良く整備されている北アルプス登山であったから実現出来たのだろう。

■コースタイムまとめ
・8/26(日) 曇りときどき晴れ
場所 予定時刻(次の場所へのコースタイム) 実際の到着時刻-休憩後の出発時刻
折立 6:50(2:00) 7:00
三角点ベンチ 8:50(1:30) 8:30
後光岩ベンチ 10:20(1:30) 9:50
太郎平小屋 11:50(0:20) 10:40-11:00
薬師峠キャンプ場 12:40(1:50) 11:20-12:10
薬師岳山荘 14:30(1:00) 13:20
薬師岳 15:30(0:40) 14:10-14:30
薬師岳山荘 16:10(1:20) 15:00
薬師峠キャンプ場 17:30 16:00
※行動予定時間合計: 10:10

・8/27(月) 曇りときどき晴れ
場所 予定時刻(次の場所へのコースタイム) 実際の到着時刻-休憩後の出発時刻
薬師峠キャンプ場 05:30(0:20) 05:30
太郎平小屋 05:50(1:55) 05:50
北ノ俣岳 07:45(0:30) 07:30
赤木岳 08:15(0:30) ?
中俣乗越 09:45(2:05) ?
黒部五郎岳 11:50(1:55) 11:00
黒部五郎小屋 13:45(1:45) 13:10-13:50
三俣蓮華岳分岐 15:25(15:15) 15:15
三俣蓮華岳キャンプ場 16:15 16:10
三俣山荘 - 16:10
※行動予定時間合計: 9:45

・8/28(火) 雨(強風)
場所 予定時刻(次の場所へのコースタイム) 実際の到着時刻-休憩後の出発時刻
三俣蓮華岳キャンプ場 05:30(1:30) -
三俣山荘 - 05:30
鷲羽岳 7:00(0:30) 7:00
ワリモ岳 07:30(0:30) ?
ワリモ北分岐 08:00(0:50) 07:50
水晶小屋 08:50(0:40) 8:40-8:55
水晶岳 9:30(0:30) 9:20
水晶小屋 10:00(0:40) 10:00
ワリモ北分岐 10:40(0:40) 10:30
祖父岳 11:20(0:45) 11:30
雲ノ平キャンプ場 13:25(0:25) -
雲ノ平山荘 - 13:00
※行動予定時間合計: 6:35

・8/29(水) 曇りのち雨
場所 予定時刻(次の場所へのコースタイム) 実際の到着時刻-休憩後の出発時刻
雲ノ平キャンプ場 06:00(0:25) -
雲ノ平山荘 06:25(0:40) 6:00
アラスカ庭園 07:05(1:55) ?
薬師沢小屋 09:00(1:10) 08:25
左俣出合 10:10(1:35) ?
太郎平小屋 11:45(0:20) 11:10
薬師峠キャンプ場 12:05 -
※行動予定時間合計: 6:05

・8/30(木) 曇り
場所 予定時刻(次の場所へのコースタイム) 実際の到着時刻-休憩後の出発時刻
薬師峠キャンプ場 07:30(0:20) -
太郎平小屋 07:50(1:00) 6:00
後光岩ベンチ 08:50(1:00) 6:40
三角点ベンチ 09:50(1:10) 7:50
折立 6:50(2:00) 11:00 9:00
※行動予定時間合計: 3:30


■現地での諸費用まとめ
・8/26(日)
太郎平小屋 オレンジジュース400円
薬師岳小屋 ポカリスエット600円、薬師岳記念バッチ600円
薬師峠キャンプ場 テント宿泊費1000円、缶ビール(500ml)800円×2本
・8/27(月)
黒部五郎小屋 ラーメン1000円、黒部五郎記念バッチ600円
三俣山荘 山荘宿泊一泊二食10,000円、鷲羽岳記念バッチ600円、ピーチネクタージュース400円
・8/28(火)
水晶小屋 コーヒー400円、水晶岳記念バッチ600円
雲ノ平山荘 山荘宿泊一泊二食9500円、やきそば800円、缶ビール(特産物350ml)800円、祖父岳記念バッチ600円
・8/29(水)
太郎平小屋 山荘宿泊一泊二食10,000円、ラーメン800円、缶ビール(500ml)800円、缶ビール(350ml)650円
・8/30(木)
白樺ハイツ前亀谷温泉 入浴510円、カツカレー800円、瓶ビール650円、缶ビール(350ml)250円
サービスエリア 缶コーヒー130円

■所持品・装備まとめ
・ザック グレゴリー製バルトロ65L:常時使用
・登山靴 スカルパ製カイラッシュ:常時使用
・靴下 登山用メリノウール素材*2:1日毎に交互に使用
・パンツ モンベル製:常時使用(非行動中は着干し)
・Tシャツ ミズノ製:常時使用(非行動中は着干し)
・ズボン ラドウェザー製:常時使用(非行動中は着干し)
・帽子 キャップ形状:常時使用
・シェルジャケット:ミレー製:常時使用(稜線上では着たり、晴れて無風なら脱いだり)
・雨具上 モンベル製:3日目・4日目の雨で使用
・雨具下 モンベル製:3日目・4日目の雨で使用
・トレッキングポール レキ製:5日目の下山で使用
・行動食 アミノ酸サプリメント*10、スニッカーズ(ミニサイズ)*10、塩分タブレット*20?、コーヒー粉*10、ナッツミックス1袋:半分程度を使用
・水筒 750ml、500ml、350ml:常時使用(350mlのコーヒーアルミ缶にはコーヒーの粉を入れて缶コーヒーとして使用)
・テント モンベル製ストラリッジ2型、フライシート:1日目のみ使用
・マット モンベル製エアーマット、エアー枕:1日目のみ使用
・寝袋 モンベル製アルパインダウンダガー3型:1日目のみ使用
・炊事用具 プリムス製バーナー、ガス缶(小)、チタンコッヘル、登山用カトラリー(スプーン/フォーク)、プラティパス2L:1日目のみ使用
・食料 ドライフーズ*6、乾燥ラーメン*4、バランスパワー*20:1日目夜にドライフーズ1食、バランスパワー(カロリーメイトの類似品)は腹が減ると食べた
・防寒着 モンベル製ダウンジャケット、ダウンパンツ:ジャケットのみキャンプ、小屋泊で使用
・救急用具 絆創膏*多数、虫よけスプレー、皮膚強化クリーム、頭痛薬、胃腸薬、風薬、虫刺され用軟膏:毎晩どこか足に豆ができ潰れているので絆創膏を貼りまくる。虫よけはキャンプで使用。皮膚クリームは効果は分からないが毎晩足に塗った。薬は出番なし
・カメラ ニコン製クールピクスAW130(防水カメラ):常時使用
・腕時計 カシオ製プロトレック5100:常時使用。昔色々な機能を気に入って買ったが今は時間しか見ない(気分を高めるお飾り)
・電子機器 ヘッドランプ、小型ランタン、スマートフォン、ウォークマン、携帯充電器:ランプ類を1日目のキャンプ泊で使用。登山道に不安を覚えた際や小休止時にスマートフォンの地図を使用。ウォークマンのイヤホンは山小屋で寝るとき使用(いびきや物音対策)。携帯充電器は出番なし(電波終始入らず、地図(GPS付き)を見るとき以外電源オフで5日間電源が持った)
・地図 旺文社製山と高原地図:小屋やテントで翌日のコースを眺める(山行中はスマートフォン内の地図(GPS付き)を使用)
・雑貨 手帳/筆記用具、タバコ*5/ライター*2/携帯灰皿、サングラス:手帳に事前に記載した予定到着時刻の横に実到着時刻を記録。煙草とライターはジップロックの中に入れ、100円ライターは電子着火でなく発火石の物。サングラスは未使用
・財布 モンベル製:常時使用。お札が濡れないようジップロックの中にしまう
・手袋 モンベル製手袋、テムレス:モンベル製の半分革の手袋を常時使用。3日目の暴風雨でテムレスも使用
・ザックカバー・アタックザック バルトロ付属品:雨のときザックカバー、ザックをデポして山頂に向かう時にアタックザックを使用
・タオル 2本:1本を常時使用
・着替え パンツ、Tシャツ、靴下:5日目温泉後は未使用の服に着替えた
・傘 モンベル製登山用傘:未使用

装備品について見返しても、あまり次回への改良点は見つからない。山行後に耳辺りが日焼けで皮が剥け汚らしかったので、日焼け止めが要るかも知れない。トレッキングポールはほとんど使う機会が無く、今思い返してもあの場面で使えばよかったと思う所も無いので、やはり私には要らないのかも知れない。
バルトロというザックを始めて使ってみたが、本当に良いザックだと思った。次にテント泊山行を企てた際は、テン泊の面倒さに心を折られないよう身の丈にあった行動時間で山行計画して、しっかりテント泊を実現したいと思う。
来年の夏休みはどこを歩こうか、今からもう楽しみだ。

(おわり)

薬師岳・黒部五郎岳・鷲羽岳・水晶岳登山⑤ 

2018年8月29日(水) 曇りのち雨

20180829050222.jpg

04:30 雲ノ平山荘に宿泊し、起床。




20180829043502.jpg

20180829043310.jpg

表に出て煙草を吸う。夜が明けていない。この日は前半は曇り、後半は雨となった。




20180829051516.jpg

雲ノ平山荘2階の宿泊場所。木が見える造りが美しく、床や柱はピカピカに磨かれていて清潔だった。




20180829052526.jpg

05:30 朝食。
おかずは質素であったがご飯と味噌汁を十分に食べエネルギーを蓄える。
デジタルカメラにてシチュエーション毎に画質を変えるシーンという機能で料理を写す設定にすると、何故か色が茶色く写る。これまでこの機能を使っていたが、あまり美味しそうに見えず、好みでは無いので今後は使わないようにしよう。




20180829055438.jpg

06:00 荷物を背負い、雲ノ平山荘を出発する。
始めはのんびりとした湿原の木道歩きとなる。




20180829071308.jpg

山道が始まると急に道が険しくなり、急勾配の大きな岩の連なる道を延々と下る。太郎平から薬師沢を経て雲ノ平へ登るコースでは、この急登りが2時間以上も続く難コースとなっている。




20180829071302.jpg

途中でどうもザックの位置がおかしいと気付き、小休止してザックの様子を見る。グレゴリー社のバルトロというザックなのだが、このザックは腰の上あたりの1点だけに荷重がきて、ほとんど重さを感じなくなるという製品だ。事前に家でザックのフィッティングをした際には驚くほどこの機能が効いて満足していたのだが、この道中ではどうも荷重が腰の下辺りに来て余計な重さを感じる。よく見ると肩ベルトの下段の調整ひもが緩みきっていた。紐を締め直そうとするが緩み切って接合部に紐の先の厚くなっている部分詰まってどうしても引っ張り出せない。
諦めてそのまま背負うとバンという音とともに紐が接合部からすっぽ抜けた。壊れてしまい焦ったが、ショルダー部分と下段の紐を方結びで結ぶとこれが上手くいった。荷重が腰の上に乗り、期待している感じにザックを背負うことが出来た。
因みに後日、家ですっぽ抜けた部分を落ち着いて見てみると正しい順序であれば簡単に接合部に紐を通すことが出来ると分かり、自分で簡単に修理できた。




20180829081616.jpg

20180829081610.jpg

急勾配の難所を終えると目の前に薬師沢と薬師沢小屋が現れた。





20180829081908.jpg

薬師沢の渡渉はこの立派な吊り橋を渡る。




20180829083858.jpg

08:20 薬師沢小屋に到着。
しばし休憩する。初日に折立から薬師岳へ向かう途中で何度か顔を合わせたご夫婦にここでも出会い、やはり似たようなコースになりますねと雑談を交わす。




20180829085200.jpg

薬師沢小屋を出発し、緩やかな登りの木道を歩く。
この辺りから雨が降ったり止んだりを繰り返し始めた。




20180829085218.jpg

トリカブトが沢山咲いており、登山道の周りで終始この花が見られた。




20180829093656.jpg

途中ベンチを見かけてまた休憩する。
この日の計画は太郎平まで行くだけなので予定の行動時間は短く、あまり早く着いても時間を持て余すだろうからなるべくのんびりと登山道を味わうことにした。




20180829094956.jpg

何ヵ所かで沢を横断する吊り橋を渡る。この吊り橋は細い板が6本組み合わさっているように見えるが、橋の中ほどでは横に束ねられておらず細い板がそれぞれ独立にたわむ感じがして少し怖かった。




20180829110600.jpg

20180829111226.jpg

薬師沢から太郎平までは緩やかな登りとなっており、登りきると木道に出る。太郎平小屋が見えてきた。




20180829111708.jpg

11:10 太郎平小屋に到着。
小雨が降っており、この日も計画していた薬師峠キャンプ場でのキャンプは諦めた。まだ午前中ではあるがこの日はここに宿泊する。帰路の折立発のバスを明日の11:45発で予約しており、この日に下山してしまって折立近くで泊まるという選択肢もあるが、折角なので山の上に泊った方が話の種にもなるだろうと考えた。




20180829112704.jpg

太郎平小屋で太郎ラーメン800円を頂く。事前に他の人の登山レポートを見ていて、このラーメンがニンニクが効いていて美味しいという記事を見てから是非とも食べたいと思っていた。果たして、濃い醤油の味が疲れた体に染みて美味しかった。




20180829115326.jpg

20180829115454.jpg

20180829122502.jpg

宿泊の受付を済ませ、談話室でのんびりと荷物の整理をする。一泊二食で1万円。500mlの缶ビールが800円。




20180829151904.jpg

時間を持て余し、何度も表に出て周辺を歩き回る。水晶岳方面は雲が取れない。




20180829151926.jpg

黒部五郎岳に向かう方面にはすぐそばに太郎山が見えている。




20180829152016.jpg

20180829152054.jpg

明日下山する折立へ向かう道。




20180829165326.jpg

寝床となる場所の番号は8番。寝る部屋は両側に2段の蚕棚が並ぶ大部屋で8番は上側の壁際であった。寝床の写真は無いが4人毎に横に壁仕切りがあり、4枚の布団毎に2人が割り当てられる程度にこの日は空いていた。




20180829170708.jpg

17:00 夕食。
料理は少し残念だが美味しく頂く。隣になった人の話では、昨日は黒部五郎小屋に泊ったそうで、夕食が山小屋とは思えないほど豪華だったそうだ。
夕食中に山岳救助隊の方からのお話があり、今年最近の事故の話、明日明後日の詳細な天気予報の話などしていただいた。山登りに来て山荘に泊るような時は、頭の中の関心事は山に関することで一杯になっており、本物の現場で活躍されている救助隊の方からお話が聞けるだけでも何か嬉しい気持ちになる。




20180829190502.jpg

徐々に日が暮れ、富山方面の街明かりが見える。




20180829190522.jpg

残念ながら、この山行中に夜に星は見えなかった。
夕食後は談話室で本棚から「山は真剣勝負」という本を見つけ、延々と読んでいた。途中までしか読めなかったが、とても面白い本だったのでいずれ自分で買って続きを読もうと思う。
この日の太郎平小屋は宿泊客が少なく、談話室も私1人かもう1人いるかぐらいであった。この山行で他に泊まった三俣山荘、雲ノ平山荘は10人強の団体客が1組か2組あったが、それでもその団体客が目立っただけで個人のグループは少なく混雑で苦労することは一度も無かった。8月の最終週は、まだ8月なので登山シーズン真っ盛りというイメージを持っていたが、やはりお盆のような最盛期と比べれば人は少ないのだろう。思えば昨年も夏休みを8月最終週にして劔岳に登ったが、劔岳だというのに人の姿はまばらであった。来年以降も、夏休みは8月最終週にしようと思う。

夕食後に缶ビールを買って談話室で本を読みながら時間を潰し、消灯時間の9時前に寝床に戻ると寝床に居る人は皆既に寝ていた。9時ピッタリに電灯が消え真っ暗になると、この日はあまり疲れていなかったのでなかなか眠られないかと思ったが、すぐに眠った。

(つづく)

薬師岳・黒部五郎岳・鷲羽岳・水晶岳登山④ 

2018年8月28日(火) 雨

20180828043050.jpg

04:30 起床。
黒部源流域、三俣山荘に泊った。前の二日は天気予報が雨であっても実際は曇りで雨は降らず、多くの晴れ間も出たのだが、この日は天気予報がしっかり当たって一日中雨であった。




20180828045252.jpg

05:00 朝食。
鮭の切り身とご飯、味噌汁等。昨日バテたのは朝しっかり食べなかったことも原因にあるかと思い、十分に食べる。




20180828050344.jpg

20180828053000.jpg

05:30 準備を整えて出発する。
以降、山頂までの写真が無いが猛烈な風雨であった。鷲羽岳までは遮るものの無いガレ場の山道を黙々と歩くようなコースなのだが、風が直接当たりザックごと飛ばされそうになるのを踏ん張りながら歩いた。




20180828065220.jpg

07:00 鷲羽岳山頂に到着。標高2924m。




20180828065300.jpg

20180828065234.jpg

勿論周囲の展望も何も無い。カメラのレンズに着いた水滴を拭いきれず、写真も酷いものになっている。
山歩きのブログ記事を書いていて、昔の記事を見ると今より画質が良くカメラを変えようかなという気もしたけれど、やはりこういった写真を見ると止めておこうと思う。昔は少しいいカメラを使っていたが防水ではなく2台も雨で壊れてしまった。以降今使っている防水機能の付いたカメラを使っている。登山には雨や風は付き物でこういった場面でも記録として写真を撮りたい。絵の質的には物足りないが、やはり私には防水カメラでなければ駄目だろう。




20180828072328.jpg

山頂を通り越して一直線に北へ進んでいく。




20180828074550.jpg

07:50 ワリモ北分岐に到着。
途中にワリモ岳も通過したはずだが、巻き道を通ったのだろうかどこが山頂だか気付かなかった。




20180828074558.jpg

この分岐にて、この日の最終目的地である雲ノ平へ向かう道と、これから向かう水晶岳に向かう道に分かれる。ここで荷物をデポして軽装になり、水晶岳に向かう。過去の似たような行程で歩いた人の記事を見てここで荷物をデポしているようだったので私も真似をしたのだが、雨だからか人が少ないからか、私一人のザックしか置かれることは無く多少心配ではあった。




20180828083244.jpg

08:40 水晶小屋に到着。
やはり重いテント装備から逃れて歩くと難易度に雲泥の差がある。相変わらず風雨は強かったが足取り軽くここまで来ることが出来た。




20180828083706.jpg

小屋でコーヒーを頂き一休みする。コーヒー400円、記念バッチ600円。角砂糖を3個入れて飲んだがとても美味しく疲れが取れた。




20180828091948.jpg

水晶岳への道中は途中半分ぐらいまではのんびりした幅広い歩道、後半からは急激に険しくなり最後は手を使った岩登りのような道であった。




20180828092008.jpg

20180828091904.jpg

09:20 水晶岳山頂に到着。標高2986m。




20180828091938.jpg

水晶岳への道中、鉱物等を持ち帰らないようにとの看板が幾つかある。確かに、足元を見ると水晶の原石のような黒光りする石が沢山ごろごろしていた。




20180828102832.jpg

10:30 水晶小屋で一休みした後、ワリモ北分岐まで戻って来た。
木々の下に隠すように置いておいたザックは無事にあった。人通りもほぼ無く置かれたザックも無く、この日こんなことをしたのは私一人ぐらいであろう。




20180828104348.jpg

ワリモ北分岐から雲ノ平方面に少し下ると、岩苔乗越という所に出た。ここも分岐になっており、三俣山荘から鷲羽岳を経由しないで来るルートと、祖父岳(じいだけ)を越えて雲ノ平へ向かうルートに分かれる。祖父岳方面に進む。




20180828104352.jpg

目的のピークとしていなかったため油断していたが、この祖父岳へのコースもこれだけで立派な一つの登山となるくらいの山登りとなり苦労した。登り側からは本当の山頂が見えておらず、何度も登っては次の高みがまた見えてくるという偽ピークの連続には心が折られた。




20180828113724.jpg

11:30 祖父岳山頂に到着。標高2825m。




20180828113728.jpg

山頂はとても拓けた台地となっており、沢山のケルンがあった。




20180828113806.jpg

20180828120032.jpg

あまりに拓けているため、登山道がどこか分からなくなるからだろう、登山道を結ぶ線として緑の紐を張っていてくれた。




20180828120036.jpg

雲ノ平に向けて祖父岳を下山していく。こちらの道は赤茶けた小石が敷き詰められており、富士山の砂走りの下山道のような道だった。




20180828123740.jpg

ひとしきり下りきると木道に出る。




20180828123746.jpg

木道に出たので小屋までもう近いかと思ったが、ここから更に30分弱は歩いたと思う。




20180828124230.jpg

キャンプ場への入り口に着いたがキャンプ場へは行かず、小屋へ向かう。
事前の計画ではキャンプ地でキャンプする予定であったが、もうこの日の早い段階から雲ノ平山荘に泊ろうと決めていた。




20180828130016.jpg

20180828130406.jpg

13:00 雲ノ平山荘に到着。
黒部源流域のど真ん中にあるこの山荘は有名で、この山荘に泊るのを目的に行程を組んで登ってくる人も多いそうだ。




20180828130432.jpg

小屋に入ると、先ず濡れたザックや靴、レインウェアを地下の乾燥室に置いてから受付をするよう案内される。一泊二食で前日は三俣山荘に泊ったと言うと500円割引となり9500円であった。




20180828134326.jpg

あらかた荷物の整理を終え、食堂で昼食を頂く。やきそば800円と缶ビール800円。




20180828145648.jpg

宿泊場所は2階の89,90と案内され、行ってみると階段を上がったところの正面であった。番号が2つあるのは混んでいるときは布団1枚に2人割り当てられるのだろう。少し個室があるようだが基本的に2階は壁や仕切りが無い巨大な大部屋となっており、私の寝る所は階段を上がってくる人達から丸見えである。私は特に気にならないが、女性の方は階段を上がると男性陣が並んで寝ているのが正面に見えてしまうので気が引けるかも知れない。
写真は建物に使われている太い柱の魅力を伝えたかったがいい写真にならなかった。




20180828170404.jpg

17:00 夕食。
大きな石狩鍋の鍋があり同じテーブルとなった人達で分け合って食べる。私は遅く席に着いたので鍋を救うとニンジンや玉ねぎしか残っていなかったが二杯目をよそったときに鮭の切り身を見つけて慌てて自分の皿に入れた。石狩鍋はとても美味しく、顔面から火が出るような気がするほど体が温まった。

夕食後、しばらくして食堂でスライドショーの上映会が行われた。黒部源流域に登山道を通し、雲ノ平山荘等を建てた伊藤正一さんの物語を中心にしたものだった。語って頂いたそのご子息で雲ノ平山荘の主人の方で、落ち着いた話し方で分かりやすく、話もとても面白かった。興味を持って下山後には黒部の山賊という本を買い、現在読んでいる。

スライドショーはお金を取っても良いと思えるほど素晴らしく、石狩鍋もとても美味しく大満足であった。天候が良ければ、更に夕食後の散策で素晴らしい景色が楽しめただろう。こんな辺鄙なこの場所が、登山者の憧れであることがよく分かった。
その後、布団に入り就寝。この日も途中で一度も目を覚ますことなくぐっすりと眠られた。

(つづく)

薬師岳・黒部五郎岳・鷲羽岳・水晶岳登山③ 

2018年8月27日(月) 曇り時々晴れ

20180827043316.jpg

04:30 起床。
薬師平キャンプ場のテント場に宿泊した。トイレに行き水場で水を飲み、煙草を吸いながら周辺をふらふらと歩き体を慣らす。
周辺のテン泊者を見ると撤収に動き出している人、全く動きが無いテント等が見えるが皆明かりが着いており起きてはいるようだ。火を起こすのが面倒なのでバランスパワーというカロリーメイトの類似品のようなお菓子を齧り朝食代わりとする。



20180827052612.jpg

05:30 荷物をまとめて出発。




20180827070426.jpg

太郎平山荘を通過して黒部五郎岳へ向かう縦走路へ。途中まで木道が敷かれてあったが途中から登山道らしい土道に変わる。




20180827072342.jpg

20180827072346.jpg

20180827073206.jpg

07:30 北ノ俣岳に到着。




20180827073224.jpg

20180827084044.jpg

この日の天候は基本的に曇りであったが30分か15分程度経つと晴れ間が出て、しばらくするとまた曇る、という繰り返しであった。晴れ間が出て景色がいいとカメラを取りだし写真を撮った。





20180827084048.jpg

20180827084056.jpg

20180827084314.jpg

次の中継地点となる赤木岳が見える。




20180827085528.jpg

左側には昨日登った薬師岳が見えた。




20180827085542.jpg

赤木岳のピーク踏まず左側に巻く。これは予定通りであるが、山頂に向かう登山道の分岐は無かったように思う。




20180827094538.jpg

この辺りで次の中継地点である中俣乗越に向かっているか不安になり、何度も地図を見る。登山道では途中に分岐のような道は無く、この道しか無さそうだが何となく方向的に北側の雲ノ平に下りていってしまっているのではないかと心配になった。スマートフォンのGPSで確認し、確かに目的の登山道上に居たため安心できた。




20180827095400.jpg

黒部五郎岳の山頂に向かう道が見えてきた。中俣乗越はどこだったか分からず通り過ぎてしまっていたようだ。




20180827104314.jpg

10:40 山頂目前の分岐に到着。
ここまでガレ場の登りでヘトヘトになった。普段では早朝出発からまだこの時間ではヘトヘトになるまで疲れないのだが、やはりテント泊装備のザックの重さが効いたのだろう。少し登っては立ち止まって小休止、また少し登っては小休止を繰り返してしまった。
ここから右に進むと黒部五郎岳山頂、左はカールのコースを辿って黒部五郎小屋へ向かう。山頂を通り越して稜線を通って黒部五郎小屋へも行けるが、カールコースが一般的と地図にあるので私もそうすることにした。ここにザックをデポし空身で山頂へ向かう。




20180827104320.jpg

20180827105730.jpg

11:00 黒部五郎岳の山頂に到着。標高2839m。




20180827105738.jpg

左側には鷲羽岳と水晶岳が見える。




20180827105742.jpg

前方には三俣蓮華方面に向かう稜線コース。




20180827105746.jpg

後側には通って来た黒部五郎岳の稜線コース。




20180827105756.jpg

20180827105954.jpg

20180827110012.jpg

やたらと写真を撮っているが残念ながら良い写真はあまり無い。




20180827112032.jpg

ザックをデポした地点まで戻り、黒部五郎のカールコースに向かう。広大な窪地地帯へ一気に下り、カールの中を黒部五郎小屋へ向けて歩くコースだ。
実はここまでで持ってきた飲み水をほぼ切らしていた。500ml、750mlの水筒に水、350mのアルミ缶にコーヒーを入れていたのだが、残りは400mlぐらいの水だけとなっていた。地図ではこのカールコースの始まり辺りに水場のマークがあり、これに期待したが万一枯れているなど水場が無かった場合に備えて少し前から水を飲むのをチビチビ飲むようにしていた。




20180827114506.jpg

11:45 カールコースの水場に到着。
雪渓の水が沢となって流れておりゴクゴクと飲んだ。手が切れそうに思うほど冷たくて美味しい。カールの底まで下る登山道は結構傾斜が急でなかなか降りられず、その間に水が流れる音がずっと聞こえていたので水場が見つかった時は本当に嬉しかった。




20180827114514.jpg

20180827115256.jpg

肉体的にも、水の心配で精神的にもかなり疲れていたので少し長めの休憩を取った。




20180827115302.jpg

20180827115828.jpg

カールの中の河原をどんどんと下りていく。




20180827130628.jpg

途中まで、目指す黒部五郎小屋がずっと遠くに見えている。しかし、ここからの距離が意外に長かった。見えていただけにすぐ着く印象を持ってしまったのだが、その後コースは右側の山の中の道に変わり、まだかまだかと思いながら結局1時間程度歩くことになった。




20180827131148.jpg

13:10 黒部五郎小屋に到着。



20180827131152.jpg

20180827132600.jpg

ラーメンを注文。一杯1000円。味噌汁も付いていた。他に黒部五郎岳の記念バッチを買った。塩分が体に染みて力が出る。とても美味しかった。
今日はここで行動を終えたというおじさんと若い男性と雑談を交わした。二人とも三俣蓮華の方から来たがこれから黒部五郎を越えるのは時間的に厳しいのでまだ早いが今日は終了とのことだった。
13:50 黒部五郎小屋を出発。




20180827151724.jpg

15:15 三俣蓮華岳へ向かう道と三俣山荘へ向かう巻道に分かれており、巻き道を進む。
黒部五郎小屋からここまで登るのが一苦労であった。急登で大きなゴロゴロした岩の道で、所々手を使って攀じ登った。ラーメンがまだしっかり消化出来ていなかったか、お腹も苦しかったので途中途中で立ち休みをしながら登った。




20180827151732.jpg

20180827155314.jpg

なだらかな巻き道を下りきると少し雪渓が残っていた。雪渓は途切れているので雪渓の無い部分を通ることが出来た。




20180827155318.jpg

20180827161632.jpg

16:10 三俣山荘に到着。




20180827170942.jpg

宿泊の受付をした。一泊二食で1万円。予定ではこの山荘の手前にあったキャンプ場でテント泊をするつもりであったが、これまでしてきた私の山行に比べてとても疲れていたため、お金を払って楽をすることにした。私にはテント装備を背負っての縦走は、もう少し日頃から上半身の筋肉を鍛えてからでないと厳しいと思い知った。
ピーチネクターの缶ジュースを400円で買い、夕食までしばし表に出て休憩する。



20180827174502.jpg

17:40 夕食。
従業員の方からメニューの説明があり、ジビエシチューというそうだ。こういった、料理の説明をしてくれるのは嬉しい。
ニホンジカによる森林破壊が深刻な状況なのはよく知られているが、捕獲・駆除したシカは9割は何も活用されず、食肉利用は1割程度とのこと。これに貢献し、自然のあるべき姿に思いを馳せて頂こうとジビエシチューを始めたそうだ。食べ物として味や量は私の好みでは無かったが、こういった試みは良いことだと思う。





20180827175650.jpg

食事の最中、時折雲が流れては槍ヶ岳の穂先が姿を見せた。慌てて写真を撮る。




20180827175740.jpg

以降の写真は無いが、寝床は「ななかまど」という部屋の2番であった。大部屋で2段のカイコ棚の下段の端から2つ目であるが、寝床は2人分毎に横に壁で仕切られており個室感があった。隣になった男性は山旅慣れしている感じがする物静かな方であった。大部屋は男女別ではなく、女性の方も見える所に居たようで少し気が引けた。
団体さんも来ていたが布団は1人1枚使うことが出来て、十分だった。
山小屋泊りとなると私は大抵夕食後はビールを買い、周りに過敏にならないよう酔いも入れてから寝ることにしているのだが、この日はビールを飲まずとも寝られそうな気がしてそのまま布団に入った。果たして、ばったりと眠った。

(つづく)

薬師岳・黒部五郎岳・鷲羽岳・水晶岳登山② 

2018年8月26日(日) 曇りときどき晴れ

20180826065306.jpg

06:40 登山口となる折立(おりたて)に到着。
バスは途中3回サービスエリアに寄り早朝に着くよう時間調整をしていた。
折立登山口は駐車場の前がキャンプ場となっており気持ちのよさそうなタープを張っている人が居た。




20180826065758.jpg

20180826065838.jpg

07:00 準備を整えて登山口より出発する。




20180826075050.jpg

途中、あられちゃんの絵が描かれたポスターを見つけたが写真は逆光で写っていなかった。



20180826083126.jpg

08:30 三角点ベンチに到着。




20180826082248.jpg

傾斜のやや強い登山道開始直後からの登りがひと段落した所にあり、休憩に最適である。




20180826082304.jpg

20180826082300.jpg

10分程休憩を取った。




20180826084150.jpg

20180826084218.jpg

途中に信号機のようなストライプ柄のポールがある。冬に積雪量を測るのだそうだ。




20180826094324.jpg

20180826094810.jpg

09:50 後光岩ベンチに到着。




20180826094332.jpg

再度休憩を取る。この日は天気予報では雨であったが、結果は曇り時々晴れとなった。曇りの中、晴れ間が定期的にやってきて景色も見ることができるという、登山日和の天気となった。




20180826103728.jpg

10:40 太郎平小屋に到着。




20180826104034.jpg

正面は水晶岳方面なのだが霧で見えない。




20180826104756.jpg

20180826105728.jpg

これから登る薬師岳方面を見上げる。




20180826105744.jpg

こちらは明日登る黒部五郎岳へ向かう登山道方面。右手前に小屋への来訪者用のトイレがある。




20180826110436.jpg

薬師岳方面に歩き始める。
右側には水晶岳。水晶が取れたことからこの山名となっているそうだが、こちら富山側から山容を見た際には逆光で黒々とした山に見えたことから黒岳という名前もある。北アルプスの山域にある地名は立山、後(うしろ)立山のように富山側から見て付けられている名前が多いようだ。




20180826110448.jpg

20180826111234.jpg

のんびりとした木道を歩く。




20180826111436.jpg

20180826111854.jpg

薬師峠キャンプ場が見えてきた。まだテントは少ないようだ。



20180826115944.jpg

11:20 薬師峠キャンプ場に到着。
管理小屋に行くと受付は12:30-17:00頃と書かれた紙が貼ってあり誰も居なかった。良さそうな場所を見つけてテントを張る。




20180826115954.jpg

テントの中。性格が出てしまうのか、雑然としている。



20180826121428.jpg

設営の方がひと段落したので、サブバックに変えて雨具と水筒を入れ薬師岳に向けて出発する。




20180826124046.jpg

20180826124140.jpg

キャンプ場からすぐの登りは30分程手を使って攀じ登るような急登であった。息を切らして登りきると大きなケルンがある。昔起きた大きな事故の慰霊ケルンとのことだ。




20180826124844.jpg

最初の急登を登りきるとのんびりした道となる。




20180826131048.jpg

20180826131056.jpg

20180826131828.jpg

13:20 薬師峠小屋に到着。
登山の記念バッチを購入した。薬師峠には水場は無いとのことでポカリスエットも購入。キャンプ場で水を補給しておけばよかった。しばし休憩する。




20180826133134.jpg

20180826135740.jpg

ゴツゴツした小石の道を登りきると石造の避難小屋のような建物が建っていた。小屋から見上げた時はここが山頂のように見えたがまだ先があった。




20180826140228.jpg

20180826141610.jpg

14:10 薬師岳山頂に到着。標高2926m。




20180826141818.jpg

20180826141822.jpg

20180826141826.jpg

20180826141852.jpg

小さな祠が立っており中には薬師如来像がある。左手には薬が入った壺を持っている。



20180826141902.jpg

20180826141912.jpg

20180826141934.jpg

20180826142008.jpg

20180826142018.jpg

20180826144248.jpg

20180826145600.jpg

15:00 薬師岳山荘まで下りてきた。




20180826152918.jpg

20180826160622.jpg

16:00 薬師峠キャンプ場に戻って来た。
管理棟の小屋に行き、テント泊の受付を済ませる。管理費1000円、他にここで缶ビールも売っていたので2本購入。プレミアムモルツ500ml缶で1本800円。
水場に行き水を汲む。水はゴウゴウと大量に出ている。冷たくておいしい。




20180826164546.jpg

フリーズドライのキムチご飯で夕食を済ませる。
この日のテント場には7,8張り程度で皆間隔を空けて張っていたので1人で気兼ねなく過ごせた。缶ビールを1本飲んだら疲れからかすぐに酔いが回りエアマットの上にTシャツ一枚で転がり寝てしまった。1時間後ぐらいに目が覚めるとあれだけ暑かった気温がぐっと下がっていて体が冷たくなっていた。慌ててシュラフを出しダウンの上着を着込んだ。
この日、夜にかけては雨風無く、以降はぐっすりと眠ることが出来た。2本買った缶ビールの1本は飲めそうも無く、持って歩くのは重いので管理小屋の前に置いておいた。

(つづく)

[ブログランキング]