今日もまたマイホームタウン

登山日記や訪れた街の様子をレポートします

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白山登山④ 


10月1日(日)晴れ

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05:00 起床。
朝食の時間より随分早く目を覚ました。朝焼けの周辺を散策する。




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白山山頂に向かう祠の前には道案内の看板があり、そこには深田久弥氏の日本百名山からの引用文が書かれている。深田氏はこの白山が自身の故郷の山であり、最も思い出が深いと語っている。白山と呼ばれる山は世界中にあり、欧州ではモンブラン、モンは山、ブランは白、ヒマラヤではダウラギリ、ダウラは白でギリは山の意味だそうだ。




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あまりに寒いので山荘の屋内に戻りストーブの前で温まる。この時の服装は登山服の上下にソフトシェルの上着を着ていたが防寒が足りなかった。フリースかダウンジャケットを持ってくるべきだった。




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朝食の時間が近づき行列に並んでいると、タスキがたくさん入った箱が目に入った。開山1300年のイベントとして、タスキに自分の名前を書いて登頂し、タスキをここに返す仕組みのようだ。




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06:30 朝食。
プラスチックのチケット券を渡し朝食を受け取る。夕食と変わらずおかずは質素だがエネルギー元としては十分だ。フリカケを掛けて食べる。




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07:15 登山装備を整えトイレを済まし、下山を開始する。




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気温はまだ低いが体を動かすとすぐに暖かくなり汗をかく前にソフトシェルジャケットを脱ぐ。




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07:30 弥陀ヶ原に到着。




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木道のすがすがしい道が続く。




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07:35 黒ボコ岩に到着。




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この黒ボコ岩は火砕流によって山頂から運ばれてきた巨大な火山弾だそうだ。




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崖沿いの危なそうなところは石を詰めた道がしっかり作られており登山道はとてもよく整備が行き届いている。




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気持ちのいい下山路が続く。




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08:05 南竜道分岐に到着。
登りではここで間違えて南竜ガ馬場テント場の方に向かってしまった所だ。




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08:20 甚之助避難小屋の上側の広場に到着し、休憩を取る。
この時点で帰りのバスの出発時間には十分間に合うことが分かっていたので、ここからはのんびりと歩いた。




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08:50 別当覗のポイントに到着。




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09:15 中飯場に到着。




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下山最後の釣り橋を渡る。




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09:40 別当出合に到着。
無事に下山となった。




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売店にはお菓子が売っておりアイスを買って食べた。
帰りのバスの出発時間は11:30、13:30、15:30とメモして来ていたのだが、これは登山最盛期の夏の時刻表でこの日は13:30の1便しか無かった。随分と時間があるので空いているベンチで小説を読んだり昼寝をしようとした。そのうちに下山してきた人が到着してきて、20分置きに出発している一ノ瀬行のバスに乗って行った。一ノ瀬というところは車で登ってこられる最終地点で、マイカーで来た人はそこに車を置きバスで別当出合に来ることになる。私は金沢駅までバスに乗る必要があるので13:30発の金沢駅行きに乗るしかない。
待ちぼうけしていると、バスの係員の方が金沢行きでも一ノ瀬まで先に降りた方が良いと勧めてくれた。そこには温泉もあり、ここ別当出合は13:30まで混雑するから出来ればそうしてほしいという。




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11:10 一ノ瀬に到着。
ここに大きな駐車場があり、多くの人は自分の車に乗りここから帰宅に向かった。私と同じ金沢駅まで行くのであろう人も少ないが何人かおり、食べる所や温泉を探した。食べる所は無かったが、目の前に民宿の温泉があり、入ることができた。永井旅館さんで立寄り温泉は600円。




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温泉は古いが立派なもので気持ちよく汗を流した。風呂上りの缶ビールが美味しい。
バスは13:45にここに来た。バスは満席でここで待っていた人達ように2台目を出してくれたので全員座席に座ることができた。途中下車しているので普通なら少し代金が高くなるのだが、別当出合での混雑緩和に協力してくれたということで直行分の2,200円でよいとのことだった。北陸鉄道バスの係員の人はいろいろ対応に心配りがあり、とても親切で好感を持てた。




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16:10 金沢駅に到着。
新幹線の切符を買い、出発までに食事を取ろうと駅ビル内にあるお店に入った。まずは生ビールで再び喉を潤す。




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かつ丼と蕎麦のセットを食べた。




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17:04発 かがやき530号に乗る。
金沢発-東京着で乗車賃7,340円+特別料6,780円=合計14,120円。指定席で車両先頭の通路側に座った。窓側はどこにも空き座席は無かった。ここでも缶ビールを1缶買って持ち込んでおり、電車が動き出すと1缶空け、すぐに寝て東京に向かった。

19:44 東京駅に到着。
駅構内の喫煙所で煙草を吸い、京浜東北線で横浜の自宅に帰る。

今回の登山では私自身のヘマが多かった。ヘマはいずれも結果的に大変な問題にはならずに済んだが、もう少し気を付けないといけないと反省する。今回は久々に山に人が多く、多少観光地化した登山となっていたことが、ひょっとするとミスの連発に関係したのかも知れない。
今回の山行にて、次回につなげるための気づきのメモを記しておく。
・秋冬では、山小屋宿泊での防寒用にダウンかフリースのジャケットを持ってくること。
・山小屋や夜行バス中で空気の乾燥がむごいことがあるので、マスクを持ってくること。
・帰りのバスの発着時間は、最新の情報をメモして行くこと。
・山行中は、人が多くても慌てないこと。

今年も、夏山のシーズンが終わろうとしている。冬山に挑戦しようか、考えている。

(おわり)
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白山登山③ 


9月30日(土)晴れ

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白山室堂から白山の山頂、御前峰へと登りに行く。




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登拝道なのだろう、よく整備された広い道を登っていく。




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山頂手前に祠がある。




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14:00 白山山頂、御前峰に到着。標高2,702m。




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パノラマ写真のような雄大な景色が広がる。




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一通り景色を楽しみ、下山を開始する。
元々の計画ではこのまま北側に抜けてお池めぐりコースというのを回ってくるつもりだったのだが、それは止めて真っすぐ降りることにした。今回の登山では道を間違えたりいろいろとヘマをやり、気持ち的に少し疲れていたのかも知れない。




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白山室堂に向かって降りていく。




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14:30 再び、白山室堂に到着。
宿のチェックインを行う。1泊2食の宿泊で8,100円。受付を終えると宿泊場所に案内してくれる係の方がおり、何人かでまとまって宿泊場所に向かう。




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白山室堂の正面の建物は受付や休憩所、食堂となっており宿舎は別に3つの建物がある。私が泊まる場所はこの御前荘となった。中は幾つかの大部屋に仕切られており、部屋の中には2段の蚕棚式の寝床があり1人布団1枚分の寝床が割り当てられる。私は下段の窓側から2つめとなり、この日上段は使われなかった。同室にはカップルの方も居て男女の分けは無く相部屋になっているようだ。




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早速売店で缶ビールを買い喫煙所でビールを飲む。




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17:00 夕食。
写真何故か暗いが実際は普通に明るい。宿泊の受付をした際に夕食用と翌日の朝食用のチケットをもらう。列に並びこのチケットを出して夕食を受け取り、適当な席に着いて食べる。




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おかずは質素であるがご飯と味噌汁はお代わり自由。なめこの入った白みその味噌汁が美味しかった。




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夕食後は持ってきた小説を休憩所で読んだり、日の入りの夕日を眺めて時間を潰した。




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周りが夕焼けに染まり日が落ちていく。




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19:30頃 就寝。
今回は久々に山小屋での宿泊にて隣の方との距離が近かったため何度か目を覚ましてしまった。両隣に人が居たのだが片側の人が私の方に寝返りをうつたびに寄ってくる。当人は頭まで毛布を被っており気が付いていないようだった。私の布団の上にあまりにはみ出したので一度ぐっとその人の体を向こうに押しやった。眠っているらしく、むにゃむにゃと言っていた。山小屋泊においてはよくあることであるので、あまり気にせず私も眠りについた。




(つづく)

白山登山② 


9月30日(土)晴れ

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09:30 中飯場を出発。




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09:50 別当覗というところに到着。
あまり広いスペースでは無いが標識があるところでは休みたくなるのだろう、何人かが休憩されていた。ロープの張っている先から白山室堂方面の山を覗き見ることができる。




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よく晴れた気持ちのよい天候となった。風はほとんど無かったが時折流れるひんやりとした風が気持ちが良かった。




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一生懸命にてくてくと歩いていくと道の右手に小屋が見えた。




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10:10 甚之助避難小屋に到着。
立派な建物でトイレもある。小屋の前以外にも手前、奥にも開けたスペースがあり多くの人が休憩していた。




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チョコを食べ水分補給し、煙草を吸って少し長めの休憩を取った。




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10:25 甚之助避難小屋を出発。




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10:45 南竜道分岐に到着。
休憩されている方が居るので足早に先を歩く。




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どんどんと平坦な気持ちのよい道を歩く。




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遠くに小屋が見えた。ここで間違えに気が付いた。元々の計画では白山室堂まで真っすぐに向かうつもりであったが南竜ガ馬場のテント場の方に歩いてきてしまった。南竜道の分岐で山の上側に登る道があったはずなのだが人が多かったためよく見ずに南竜道を歩いてきてしまったのだ。




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しかし、こちら側からは白山室堂に向かうエコーラインという道があり、この道を進むことにした。道を間違えるという危ういことをしてしまったが、結果的にはこのエコーラインはとても綺麗な山登りの道となっていて、歩いてよかったと思える登山道であった。




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エコーラインの階段道を必死に登っていくと気持ちのいい野原を木道が通してある所に出た。この木道もよく整備されていて歩いていてとても気持ちが良かった。




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11:40 木道が終わるとエコーラインと砂防新道を分ける分岐に到着した。




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仮設トイレが設置されている。
ここから白山室堂まで、最後の登りとなる。




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11:50 白山室堂に到着。
とても立派な建物だ。




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建物の中に入ると既に多くの人が居た。宿泊のチェックインは13時からということなのでしばらく休憩することにした。




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食堂でラーメンを食べる。乾いた体に塩分が染み込みとても美味しい。
食べ終わった後、まだ13時まで時間があるので先に山頂に登ってくることにした。計画していたコースは山頂の御前峰を登りお池めぐりの周回コースを回って降りてくるというものだ。
白山室堂から多くの人が出発していく道についていくとどんどんと道が降る。やがて先ほど登ってきたエコーラインと砂防新道の分岐に到着してしまった。何を間違ったか下山路を歩いてきてしまったのだ。こちらに歩いていた多くの人は、日帰りで下山していく人達だったのだ。
がっくりしながらまた白山室堂に向かって登り返した。30分程度の無意味なトレーニングをしてしまった。




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白山室堂の建物を入って反対側から出ると鳥居のある建物と大きな山が見える。あれが白山だ。今日はつくづく、間違えをやらかしまくって情けない。




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13:25 白山山頂に向けて出発。
既に宿泊のチェックインは始まっていたが多くの人が行列を作っていたので山頂に行ってきてからチェックインすることにした。




(つづく)

白山登山① 


9月30日(土)晴れ

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石川県と岐阜県に跨る霊峰、白山に登ってきた。富士山、立山と共に日本三名山に入り古来から日本人に尊ばれてきたこの山は、今年が開山1,300周年記念だそうだ。
北陸鉄道が運営する八王子から金沢駅までの夜行バスを事前にインターネットで申し込んだ。3列シートの大型バスで片道7,800円。

(前日29日(金)) 21:40 八王子を出発。
バスの予約申し込みは座席の場所まで指定できたので一番後ろの窓側にした。座席は満員であったが3列シートで隣とはカーテンで仕切ることができ、ゆっくり寝ることができた。途中トイレ休憩にサービスエリアに1回立ち寄りがあった。

05:30 金沢駅に到着。




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ここから白山の登山口となる別当出合行のバスに乗り換える。トイレを済まして既に出来ているバス待ちの行列に並ぶ。
06:25 金沢駅発、別当出合行のバスが出発。
バスは待っている行列の人数を数えて2台運行となり、座れない人は居なかった。運賃は片道2,200円。




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別当出合までのバスも長く2時間半程乗ることになり、途中でトイレ休憩が1回あった。




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太陽が照りつけ始め、今日は暑い登山になりそうだ。




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08:30 別当出合に到着。
マイカーで来ている方もいるのだろう、既に人でごった返している。




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靴ひもを締め、登山装備を整えて登山口へ向かう。




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最初にこの大きな吊り橋を渡る。いよいよ、という感じがするいい橋だ。




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1泊2日で行った今回の山行コースを記しておく。青線が1日目、緑線が2日目の下山したコースだ。これは結果的に通ることになったルートであり、事前に計画していたルートとは少し異なる。
徐々に記していくが、今回の山行ではいろいろとヘマをしてしまった。失くし物や怪我など大きな問題には結果的にはならなかったが、本人にそのつもりは無いが気の緩んだ山行だったのだろう。まず家を出て電車に乗るため駅に向かう途中、登山靴のインナーを付け忘れていることに気づいた。慌てて家に帰り、走って電車に乗るところからスタートしたのがヘマの1つ目だ。




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吊り橋を渡るとしばらく写真のような散策路となり、途中から一気に高度を上げる傾斜のきつい道に変わる。




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09:20 中飯場(なかはんば)に到着。
最初の休憩地点である。ここで着すぎた衣類を脱いだり調整をする。




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ここには立派なトイレもある。
登山を開始してすぐに、最近登山において膝にサポーターを着けているのだが今回付け忘れていることに気が付いた。登山道の途中の道でゴソゴソやり始めるのも気が引け、この休憩所でサポーターを着けた。この日2つ目のヘマであった。
土曜日の快晴ということもあるのだろう、この日は多くの登山者が来ていた。しかし、道が行列になるようなことは無く、道を行くに従いペースが各々異なるので徐々に離れていくのだろう、途中からは混雑は気にならなくなった。特に女性が多いと感じた。若い女性のグループも多く、私の山行で若い女性も多く来ている登山は、富士山、筑波山、丹沢の塔ノ岳ぐらいであったが、それ以来である。この点からも、やはり白山はとても人気のある山なのだろう。



(つづく)

笠ヶ岳登山④ 


9月16日(月)雨のち曇り

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04:00 起床。
笠ヶ岳山頂直下の笠ヶ岳山荘に居る。ドコモの携帯電波が入るのでインターネットで天気予報を見るとこの時点で台風の中心は北海道の南側にまで抜けている。外を見ると雨脚が強く風も強いが、時間が経てば経つほどおさまってくるという予報だ。




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05:00 朝食。
鮭の切り身、ゴボウサラダ、焼海苔、生卵等。エネルギー元となるご飯をしっかりと食べた。




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上下の雨具、ザックカバーを付けて準備を整え、玄関の軒先でゆっくりできる最後の煙草を吸う。登ってきた道のりを考えると道中に雨宿りできるような所は無く、下山ではあまり道中で長い休憩は取れないだろう。
06:00 同宿したお2人と分かれ、先に下山を開始する。




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岩にサヨナラと書かれている。さようなら笠ヶ岳。




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06:40 双六岳方面と笠ヶ岳への道を分ける笠新道分岐に到着。
ここから笠新道の傾斜のある長い道が始まる。




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白ペンキで書かれた丸マークを見落とさないように慎重に降りていく。稜線上の風は強かったが降りていくに従い風は少しずつ緩くなっていった。




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下山中も登りの時と同じような場所で雷鳥にあった。例によって登山道の真ん中にいて近づいていくと少しだけ脇に逃げていった。




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雷鳥が翼を羽ばたかせ飛ぶのを見た。20mぐらい水平に飛んだだろうか。雷鳥は飛べない鳥と思っていたが、横移動である程度は飛べるようだ。




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道には多くの白ペンキによる印が付けらており、登山者には分かり易くてありがたい。ひたすらジグザグにつけられた小刻みにトラバースする道を降りていく。




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杓子平近くの道は前日からの大量の雨で小川のようになっていた。靴は既に中まで濡れてしまっていたが足がドボンと水に入らないようになるべく表面まで出ている石を探して歩く。




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08:00 杓子平に到着。
道標が建っており、杓子平と書かれた看板は朽ちて道標の下に落ちている。行動食のチョコを食べ、水分補給して煙草を吸って休憩を取った。




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杓子平からも長い傾斜のある下山路が続く。この日出会ったのは登って来る若い男性1名のみ。かなり軽装で雨具を着けておらず、この日のうちに登って下山してくるそうだ。




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10:50 笠新道入口に到着。
無事に下山できてほっとする。登山路は前日からの台風でも崩れているようなところは無く、細い枝が登山路に落ちていてストックで払うようなことが何度かあった程度であった。
この山行では500mlのペットボトルを3本持ってきていたが、登りでは1本半飲んで1本は余った。山荘宿泊中に粉のポカリスエットで2本分を作りまた3本に戻し、下山では1本分を飲んで2本は余った。雨天であったので日差しに照らされるようなことが無かったことが幸いした。笠新道を登ってみた感想としては傾斜のある道がかなり長く、晴天であれば水1.5リットルでは足りないだろうと思った。




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既に帰りのバスの時間へは十分に時間があることがわかっていたので、新穂高への左俣(ひだりまた)林道をのんびり歩く。川は左俣谷と呼ばれ、もう1つ南の方には右股谷という川があるそうだ。




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11:40 左俣林道終点のゲートを通る。
正面には山荘が建っており、立寄り温泉の看板が出ていたので入ろうか少し悩む。新穂高温泉まではもう少し歩くのでここでは入らず一旦ビジターセンターに向かうことにした。




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新穂高ロープウェイ駅に到着した。本日来た方達だろう、これから出発しそうなまだ綺麗な格好をしている何組かの人たちが居た。




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ロープウェイ駅とビジターセンターの間にある、中崎山荘 奥飛騨の湯という温泉に入ることにした。アルペン号のバスの予約にて宿の宿泊チケットが郵送されてきた際に何枚かの温泉施設の割引券が入っていた。どの温泉がいいのかわからなかったが、この奥飛騨の湯だけがカラー印刷の紙で料金も他より100円程度ほど高い700円であったので、ここが良かろうと思った次第だ。




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温泉で気持ちよく汗を流し、外の喫煙所でオレンジジュースを飲む。牛乳は売っていなかった。




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更に缶ビールを買い、温泉施設内の休憩所で持っていた行動食をつまみにビールを飲む。




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しばらくすると、山荘で一緒になった男性2人ともこの温泉で出会った。一緒に昼食を取ることにした。900円のチャーシューメン。お2人は昨日山頂には行かなかったので、今日はまずは山頂に行き、それから下山してきたとのことだった。お2人とも山慣れしているのだろう、山頂に行ってから下山したにしては随分と到着が早い。
帰りのバスも一緒と分かり、この方達と山のお話をしながらゆっくりくつろいだ。




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14:45 新穂高温泉をバスで出発。
帰りのバスも大型の3列シートであったが、中はガラガラで隣は勿論、前後の席も人が居ない状態でゆったりとできた。




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途中トイレ休憩にサービスエリアに2回立ち寄る。更に小腹が空いたのでタコ焼きを買って食べたが、このタコ焼きはあまり美味しくは無かった。どこのタコ焼きであったか忘れてしまった。




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21:10 新宿西口に到着。
仲間となったお2人に別れの挨拶をし、湘南新宿ラインで横浜へ帰宅。

台風の中での山行となりどうなることかと思ったが、登りは台風が来る直前、下山は台風が来た直後となり台風自体は寝ている間に頭上を通り過ぎてしまったので、いわゆる暴風雨のようなものは経験出来なかった。勿論景色や展望のようなものは一切無かったが、この時期に誰も居ない山荘、誰も居ない長い距離の山行を存分に楽しめた。笠新道はなかなか大変なコースだということがよく分かったが、元々山登りは楽や快適を求めて登りに来ているわけではない。登山道はよく整備され小刻に何百回もジグザグを切るトラバースルートは開拓した人の苦労と気持ちが感じられ、とても良い登山道だと思った。
私にとって51座目となる百名山の登山は、とても良い思い出となった。



(おわり)

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